2010
11.08

DSCN6065ボンヤリしていたら知り合いの中国人から電話があり、
「オノさん、今日は牡蠣フライはしないのですか?」
と言われ、
はじめて「おおっ、今日は立冬か」と気づいたのでありました。

毎年、立冬の日は大量の牡蠣フライをしてパーティのならわしなのであります。

それで、あわてて魚屋で牡蠣を購入。
隠しておいた極上の白ワインを何本か封を切ったのであります。

いささか酔っ払い
「中国征伐だ!」と私。
「ひぇー!」と中国人。
「横浜中華街に火をつけろ!」とイタ公。
「んだんだ」と私。
「ひぇー!」と中国人。

このように和やかに盛り上がったのでございました。
尖閣列島問題も酔っ払いの酒の肴でございます。
知り合いに露スケがいないのが残念であります。

画像のスプーンの皿は、自宅の柚子でございます。
中国人はそれが嫌いということで、うんとかけてやりました。
ああ、自分はなんと愛国者なのかと感動した次第でありました。
ひぇー!

三時から二時間かけて揚げた牡蠣150個は瞬く間に腹に収まったのでございます。

牡蠣は私の体質にあわず、かならず下痢をいたします。
生ではとても無理。
それで牡蠣フライなのであります。
それも年に一度だけ。
次は来年の立冬の日までサヨーナラなのであります。

「オノさん、ワタシの家でご馳走しますよ」と中国人。
「ノンノン、痰唾料理はご免でござる」とイタ公と私。

差別用語満載の、平和な夕べでありました。