2011
06.04

オノさんの恋愛観は歪んでいると、よく指摘されますが、もしもそれが本当だとすれば、双子座のあの女が、まだ心に居座っているかもしれませんです。

双子座の女と聞くと、なぜだか痺れるようなイイ女のような気がしてしまうのであります。
私にとっての小悪魔なのであります。

が、一般論として双子座にフォーカスいたしますと、男女とも若い頃の恋愛運は恵まれているとは言えないのであります。片思いだの遊ばれて捨てられるだの、その多くはなかなか成就することの難しい星座といえるのであります。

双子座の男は、女に飽きやすいので特上の女を狙わなければならないと言われております。いや女も同じかもしれませぬな。

つまり、双子座は男女とも、大恋愛していても、別の誰かを気にしております。浮気はつきものともうせるのであります。
社内恋愛のような身近な相手と恋に堕ちるのも双子座の特徴でありましょうか。
それは「隣人との関係」が双子座にはつねにつきまとうからなのであります。

双子座を落とすには電話は欠かせませぬ。メールだけで恋をする傾向なのも特徴。が、長文メールを送るくせに、長文メールを送られるのは苦手。短文でグサリとハートを突き刺すようなメールを待っているようなのであります。
詩人というか、文字から恋に入っていくのかもしれませんです。

波乱万丈な人生なのも双子座の人に多いのであります。
きっと嘘をつく癖が原因しているのかもしれません。
浮気がバレバレでも「Hだけはしてませんよ」なんて平気で嘘を言えるのであります。けれど、結局はバレますから、その罪悪感のなさを恐れられ、別離になり、波乱な人生が開くのであります。
ストレスから煙草を吸いますが、そしてそれはかなりのヘビーな本数になるのでありますが、ある時からぴたりと禁煙する習性も面白いのであります。それは双子座が肺がんになりやすい体質であることを無意識に察知しているからかもしれませんですね。

しかし、なによりも焦れったくなるのは、双子座の思わせぶりな態度でございましょう。
「飲みにいこうか」
と誘いますと、
「うれしい!」
なんて騒ぐクセに、そのあと具体的に誘っても、なかなか都合をつけてくれないのであります。

私だけがそういう憂き目に遭っているのかもしれませんけどね。

それでも、「6月4日生まれの、双子座です」などといわれると、その瞬間に、ミルクのような体臭を嗅いだ錯覚に陥り、つい油断してしまうのであります。

思考と感情が一体化して、シャレた言葉に対するレスが素早いので、疑似恋愛的な雰囲気を作り出せるのであります。その疑似恋愛から本当の恋がはじまるケースが多いといってもいいでありましょう。

双子座の女は、占い本では「クールな人」と評されておりますが、じっさいはホットなのであります。けっこうな苦労も経験するのですが、周囲からなんとなくスルリと器用に、良い場所に落ち着くように見えてしまうだけの話であります。

そういえば、
「他の男といけないことをしている私が私なのか、オノさんと話をしているときの私がホントの私なのか、わからなくなったよ」
なんて双子座特有の言葉をマジで受け止めたこともありましたっけ…。