2011
11.08
11.08
モリオカから戻った私メを待っていたのは、この台割でありました。
台割というのは、単行本などで１頁から最終頁に至るまでの予定表のようなヤツでして、見ているだけでウンザリするシロモノなのでございます。
３月末までに、12星座の占い原稿を仕上げなくてはならなくなったのでございます。
もうエロで統一しようと決心し、すこしはヤル気になりましたです。
売れるかな？
と思う反面、
売れるさ！
と自分を励ますのでありました。
お女性たちを思い出し、12星座に割り振りしようと思ったところ、肝心の生年月日がうろ覚えなのであります。
そういうことに関しては他の占い師さんたちの追随を許さないほどの記憶力でしたのに、
「あれまっ」
とスッカラカン。
「なんで当たるの？」
という本に仕上げるには、イケニエ…とまではいきませんが、経験した彼女たちの生態を一冊に溶け込ませなくてはなりませんです。
12星座といったって12パーターンなわけです。
それだけでは足りませぬ。
蠍座の彼女が、あのような生態なのは、蠍座のエッセンスのどこが強いのか、あるいは蠍座の性質は、こういう生態が基礎になっているからだということを、つぶさに思い起こさなくてはならないのであります。
そういうことが成功してはじめて
「ふむふむ、なるほど」
という濃厚な味の一冊が完成するのでございます。
モリオカ疲れの目をこすりつつ、まずは要点を思いつくままメモなどするのでありました。
