2011
12.13
12.13
気になって仕方なかったのであります。
吉野家でやっている「十勝仕立ての豚丼」というヤツがソレなのであります。
が、自宅から吉野家は遠く、それで自転車で富士山を眺めつつ東海道線の向こうまで足をのばしたのでした。
私メは牛丼は食しませぬ。
若い頃にさんざんに食ったので、牛丼を考えただけで、あのお下品なニオイが思い出され具合を悪くしてしまうのであります。
普段から牛肉はあまり摂りませんですね。
さて、吉野家と、わが愛する松家のブタ丼とではいかなる違いがあるのか、それを確かめなければならないのでありました。
これが、吉野家のブタ丼。
ふーむ。
美味いのであります。
甘く焦げたタレが頬の裏側に沁み込むのであります。
肉も厚みがございます。
が、ないのであります。
ドレッシングがないのであります。
松家ではさまざまなドレッシングをぶっかける自由な悦びがありましたのに、吉野家には自由がないのであります。
小泉進次郎が真顔で申しておりました。
「自由民主党には自由がある。民主党には自由がない」と。
笑ってしまったものでありましたが、まさにここに吉野家と松家の違いがあるのでありましょう。
「やぁね、 吉野家さんにいってたの。しようのない浮気モノね」
と叱られそうであります。
「おまえがイチバンだよ、やっぱりね」
「比べるなんて最低なオ・ト・コ」
「そんなこといわずに、ぶっかけていいだう?」
「いっぱい、いっぱい、ぶっかけて!」
これを語りたかったわけではありませんけれど、どーしてもこの話になってしまうのは、そういう回線に頭が出来ているためでありましょうか。