2011
12.22

仙台あたりから雪景色が車窓に展開されておりました。

南北に長い日本列島で、冬至のようないまの季節は、北日本は真冬、が、西日本ではまだ秋の終わりの景色でありましょう。

四柱推命において、神殺や、算命術などにパクられている変通星を主体とした用神の取り方がございますが、日本においては季節の変化に着目した調候用神法が適しているように思うのでございます。
そしてソコに、その日の天気を加味しなければならないように思うのであります。

真冬の生まれとするか、晩秋の生まれとするかでは、運命の読み方に違いが生じますです。

さらには裕福な家庭環境なのかどうかも重要でございましょう。

夏の間、うっそうと茂っていた樹木も、その魂を根っこに還して、枯木立ちでございます。

私メの目には麗しく感じるのでありますが、晩秋の木立であれば、また別の趣き。

紅葉してみせて、人々の目を楽しませるのか、冬木立ちのように孤独に耐えるのか、それを人間の人生に置き換えれば、おなじ生年月日でも様々な運命を展開することでございましょう。

さむい日本家屋の二階の自室の石油スト―プに火をともすのでありました。

そとは牡丹雪。
歓迎されているのだと受け止めることにいたしました。

さて、これから数日間、老母と雪にかこまれて、何を語るのでありましょう。

まだ三時だというのに、冬至の日射はすでに夕暮れを物語っておりますです。
30代にして若白髪の男のような日なのであります。