2012
02.15

今年もバレンタインのチョコをいただきました。
すべて宅急便で届けられたものというのが、良くも悪くもアリであります。
宅急便屋の兄さんはイヤに上機嫌でニコニコして、私メに渡してくれたのであります。

みなさまの中にも贈っていただいたお女性さまがいらっしゃいますです。
この場をお借りして…お借りしていいものかどうかは解釈の相違でありますが、まずはお礼をば申し上げそうろうでありますです。

さて、その贈物にかようなものがございました。

届いたエクスパック350の封を切りますと、チョコではなくキャンディ。そして靴下でございます。

いや他にもワインとか洋酒、紅茶などもございましたので、キャンディと靴下でもぜんぜん問題はありませんです。
つけ文がありまして「流ちょうな東北弁のために」とあります。
つまりキャンディをなめて、ズーズー弁をもっと出せということかと思いまして、一粒舐めました。

が、どうも何かが腑に落ちませぬ。

謎の暗号を解明したのは仕事を終えて布団に入ってしばらくしてからでありました。
半勃起したペニスを触った瞬間、
「あっ!」
とヒラめいたのであります。

靴下はソックス。
ソックスはセックスか…! と。

さらにキャンディーはただのキャンディではありませぬ。
プロポリスキャンディであります。
つまり「クリトリスキャンディ」と翻訳できるではありませぬか。

「……ほんとか?」

だとすればデキるな、おぬし…であります。

これは思い過ごしでありましょうか。
謎を解明した、その答えは正しいのかどうか、証明するすべはございませぬ。

すくなくても贈り手の深層心理はドスケベである。これだけは揺るぎのない真実。

ふーむ、と唸りつつクリトリスキャンディをまたひとつ舐めるのでありました。
「ああ~ン、そこそうされると…」
ちいさい悲鳴とすすり泣くような吐息は空耳でありましょう。
手のひらのヤツがむくっとすこし動いたようであります。