2012
06.10
06.10
散歩中に、あるアパートの前にとめられていたバイクであります。
「人生」
という文字が、粗末なテープのつぎはぎで作られていたのであります。
ほかにも、文字があるではありませぬか。
私メが若い頃には「必殺仕置人」とかTVドラマの影響で、しかし、ちょんとしたパネル文字で車のリアウィンドウに飾られていたものでしたが。
「人生」という文字も、なにかドラマと関連があるのでありましょうか。
それとも、持ち主の趣味というか、信念なのか。
私メにはとても真似はできませぬ。
「ウンコ」とかならやれます。
「盗むな」も考えつきます。
そういえば清水寺で「天皇」というTシャツをきていた黒ンボさんがおりました。
もしや、このバイクの持ち主は外国人なのかも。
しかし、バイクを買うくらいなら、「人生」という文字をセレクトするかどうか。
「オマンコ」の字なら避けるでしょうが、「人生」となると分かりませぬ。
バイクの近くでは、ミラーも驚いたのか、ひっくり返っておりました。
ナンバーは横浜。
恋人の住む部屋に「人生号」を走らせたのでしょうか。
「好きだよ」という代わりに「人生だよね」と囁くのでありましょうか。
人生号の持ち主がお女性といえなくもありませぬ。
いやいや、ホモだちかもしれません。
倒れたミラーがキンタマとサオのように見えてくるから不思議であります。
そして消火栓。
暗示的なのであります。
自分なら、なんの文字にするのか。
ずっと考えているのでありますが、わかりませぬ。
「運命」はちょっと。
まてよ、「じんせい」と読むのじゃなくて「ひとお」とか、とういう持ち主の名前かもしれませんですね。