2013
06.11

どうやら本降りになってきたのであります。
ぶらぶらと事務所のしゅうへんを散歩していましたが、引き返すときのようであります。

「とーしようか…」
さきほどから同じフレーズばかりをつぶやいておるのです。
何をどーしようかという目的があってのことではなく、ただ「どーしようか」なのであります。

そうか…!
と気づいたのは、事務所に入りかけたときでありました。
明日はフラッパーな祖母の命日であったか。コレであります。
普通は命日を尊重するのでありますが、思えば、命日は死んだ日でありまして、その前日こそ大切なのではないかと思ったりいたしますです。
なぜなら、この世に存在していた最後の日だから。

死はいつから始まるのであろうかとも考えるのでありました。
生がオギァー!と誕生した日ならば、死は死んだ瞬間をさすのでありましょうが、生がおセックスし妊娠した時からだとすれば、死は死ぬよりもっと前からからでないとつり合いがとれませんです。

いや、やはり死は、突然なのでしょう。
死だけではなく、別れもそうであります。
まだまだ大丈夫だと油断していますと、あっという間に時は過ぎるのであります。

咲いているうちであります。

生き生きと咲いているうちなのであります。

しだいに雨脚が強く窓ガラスをたたき始めておりますです。

今日は十傳スクールの夜の部であります。
夜食は何をご馳走しようかと、今度は目的をみつけての「なじょするべか」でありましたです。