2013
06.27
06.27
仕事をしていますと、三階の我が部屋のドアをカリカリやって開けさせ、膝の上に乗るのでありますが、やがて服の中にもぐりこみ、すやすやするのがロメオの習性なのでございます。
冬場なら恰好の湯たんぽ代わりになりますですが、夏はちと困るのであります。
本日も、Tシャツの中にもぐりこみ、いつもの態勢。
じんわりと汗がにじんでまいります。
放屁すれば、あわてて逃げるのは分かっておりますが、なんとなく我慢してしまうのでございますです。
これが人間のお女性ですと、ヌルヌルいたしますから、あっつあっつと肌を剥がすことになりますが、ロメオの場合は、シルバミアファミリーのクマの人形のような短い毛があるので、直接に肌が触れあいませぬから、ちょっとは我慢が出来るのでございます。
そしていつしか、ロメオを抱いていることも忘れてしまっているのでありました。
しかし、こういうのってのは意外なしやわせというものでございましょう。
最初に対面したとき、ロメオは風邪をひいて別に隔離されておりました。風邪が直ったら、こんどは皮膚病でありました。
それで無理やり引き取るまで、三週間ほど狭いゲージに入れられていたのであります。
そのためか狭い場所に慣れておりまして、そういう空間が落ち着くようなのでございます。
私メのお乳首がいささか写っておりますが、これはTシャツの襟グリを押し広げ、そこから撮ったものでございます。
腹のところにカラダを湾曲させてすやすやでございます。イイ気なものでございます。
いつか死んでしまうのでしょうね。
ロメオだけのことを申しているのではございませんです。
後悔せぬように、いまのうちに、ぞんぶんに可愛がらねばならないのであります。
これは、ロメオだけのことを申しているのでありますです。