2013
10.08

今回は、拙著「奇門遁甲術入門」によって、パワーボックスの設置方位の求め方を解説いたしますです。

まずは、2013年10月の暦を見ますです。P489でございます。
「座陽」の欄をご覧くださいまし。
「壬戌四」と書かれておりますです。

陽局の壬戌のページを開けばいいのでありますが、遁甲盤のどこに壬戌があるのか分かりませぬ。
しかし、大丈夫であります。

早見表を用いればいたって簡単であります。

P279を開き壬戌を探しますです。
するとP404~403にあると記されておりますです。

この場をかりまして、訂正がございます。
甲午にP348~339と記されておりますが、それはP348~349と直してください。

さてさて、壬戌に戻ります。
パワーボックスの設置方位は、座山を使うわけで、したがって陽局を用いるのでありますからP404であります。
壬戌四の四とは四局を見ろということなのであります。

そしてP285で九宮を振っていればイイわけであります。

あとは、P282の吉凶判定表をもって判断すればよろしいのでございます。

それは各自でやってもらうことにしまして、
結論としては、北の方位がよろしいかと思うのであります。

戊×丁の「火焼赤壁」P202に記載されているごときの吉方位であります。

南の方位も総合判断で吉になりますが、やはり「太白入熒」の凶格が気になりますゆえ、避けるべきかと存じますです。

じつに簡単に出るのであります。
最初はいろいろとページをめくらなければならないので面倒に感じるかもしれませぬが、即席ラーメンを作るくらいの手間であります。

恋愛よりもよっぽど簡単でありますですよ。