2014
02.10

10代前半に夢中になって見たテレビドラマに「タイムトンネル」というヤツがありました。

DVDを待っていましたところ、ムーの記事から、すでに販売になっていることを知り、さっそく注文。
これがソレであります。

時間旅行の話でありますが、タイムマシンと異なり、どの場所に降り立つか定まっていないのがタイムトンネルであります。

いっきに三話を続けざまに見ました。
そして、もしもタイムトンネルが存在するとして、自分はどの時代行きたいのかと自問いたしました。
知らない未来より、知っているはずの過去に戻るのが楽しそうであります。自分の生まれる前の、両親の恋愛時代もイイかもと思いつつ、それはバック・ザ・フューチャーであった話だと気づきました。

子ども時代の私メに「お前は易者になるよ」と告げてもなかなか味わい深いかもしれませぬ。
いや、もしかすると覚えていないだけで、そう告げてくれた誰かがいたかもしれないなどと想像をたくましくしたりするのでありました。

しかし、若い頃に舞い戻り、ふたたび2014年の現在までやり直すのも億劫でございますです。
でも自分の死後の未来にいっても、どことなく切のうございますし。

「時間とは宇宙の星々の動きから人間が勝手に作り出した幻想だ」と主人公のセリフにすこし心を動かされているのであります。
とすると、時間によって自分が変わるのではなく、自分を変えるものは臓器を動かす回数とか、心の振幅の大小など、自分の内部によるものかもしれませぬ。