2014
03.26

今日のロメオはヘンにさびしがり屋でして、私メのシャツにもぐりこみ、出ようともいたしませぬ。

人間でも、そういう人恋しい気分になることがあるのですから、致し方あるまいと、ロメオの体温を感じつつ、仕事にいそしむのでございました。

空は曇天。
けれど雨は降らず、日の陰った部屋は寒々しております。
ロメオより裸のお女性の方がありがたいのでありますけれど、そうなればそうなったでへとへとになりますから、濁情は空想でよいのかもしれませんです。

画像の右端にロメオは潜んでおりますです。

私メはいま7月に出る単行本の、具体的な進行ノートを作成しております。

ガッチリした本になる予定なので、全体の見取り図のようなものを作らないと途中で破たんする危険性があるからであります。
むろん、色っぽさも取り入れることは言うまでもないこと。

色気がなければ6月の上旬までに書き上げることは不可能であります。

先週まで滞在した仏蘭西国のことを、どういうわけがシカとは思い出せないのであります。

不在の間に入っていた単行本依頼のメールから、打ち合わせ、そして進行ノートの作成という現実の仕事によって、仏蘭西国に行ったことすら夢だったかと思ってしまうのであります。

ときおり、首を伸ばして私メを確かめるロメオを腹で温めつつ、資料になる本を左右に積みながら、「ここでは体験的な事を書くことにしよう」とか「そういえば、あのお女性はまさにこのタイプであったなぁ」などとボードを打つ手を止めたりもするのでありました。

これは良い占い本が出来そうでありますです。

2014
03.25

春になりやがりました。

心が塞ぎ、ウツっぽくなったり、何もやる気にならないのは、すべて春の中に棲む魔物が原因であります。

放置しておくと、その魔物にやられてしまいますです。

カラダを季節に対応させるために、冬の間にため込んだ余分な脂肪を落とす必要がございますです、はい。

私メも美食を楽しんだおかげで、ゼイゼイ状態であることを自覚いたしました。

で、こんにゃく鍋。糸こんにゃくだけにしようかと思いましたが、あまりにも殺風景。
そこで中央に、南部せんべいの耳を散らしたのであります。

それをポン酢ですするのが普通でありましょうが、いやいや、やはり焼き肉のタレだべおん。
というわけで可能なだけ肉っぽく装うのでありました。

なぁに、水たきで白滝を食っていると思えばイイのであります。

次は肉を食うおん、と白滝をすすり、さっきは肉だから今度は糸コンにするおん、と白滝をすするのであります。

意外に満腹になるのであります。

こうやってカラダを次の季節のモードに適応するようにいたしますと、春のけだるさから解放され、行動力のようなものが芽生えるから不思議でございますです。

色彩感覚も鋭くなり、そして官能面でも過敏になることを保証いたしますですよ。

洋服だってすっきりとフィットすることはむろんのこと。
季節の変わり目には、ダイエット食が有効なのであります。

私メの場合、四月から奇門遁甲春組というヤツも始めますゆえ、身ごなしが大切なのであります。
ドテドテしていますと、六時間ぶっ通しの講義で腰を痛める危険もありますゆえ。

さあさあ、みなさまも糸コン鍋で運気をクグッとお上げくださいまし!

2014
03.24

何年たったのか。
1980年から1990年初頭にかけての写真がノートから床にこぼれたのでありました。

カラスを肩に乗せて愚かな番組に出ていた頃の写真なのでございます。

「やっていることはふざけているけれど、占いに関しては真面目にやっているのだ」
なんて自分を誤魔化しつつ出ていたのであります。

「借金でもあるのか?」
偶然に番組を見たクラスメイトから電話などもございました。

おお、これは断易を学んでいた頃の写真であります。
中央の写真の黒板を背に、二人の老人がおりますが、向かって右側が鷲尾明蘊。

隔週の土曜日の午後、八丁堀の公民館の二階が教室なのでした。易者になろうとは本気で思ってはいなかった記憶がありますです。

ですから、あれほど夢中になってお勉強した、そのパワーの源は何だったのか、今となってはよく分からないのであります。

いちばん奥の写真はイベント屋と佐世保の料理屋で撮ったもので、それはつい昨日のことのように覚えておるのであります。

何人かの占い師たちも写っていますが、お見せできないのが残念。それら占い師たちも、いまはどーなっているのか。

手前の写真は断易教室のものであり、いま思えば、そうそうたる実力者ぞろいの易者の皆様でありました。

いやいや、若かりし頃の思い出に、お付き合いさせてしまいました。

世間では無用で役に立たないと思われる占いではありますが、いや、だからこそそれをマスターすることは魅力になり得るのだと痛感する次第なのでございます。