2014
06.02

古いアルバムをば開いていましたら、中学一年の私メが飛び出しました。

六月の遠足で、区界高原というショボイ場所へと向かっておるところであります。

老婆は教員ではありませぬ。行商のお婆さんで、もうこの世の人ではありますまい。

穢れを知らぬ私メは、なにやら大はしゃぎでありますですね。

後ろ二人のクラスメイトも、いまではオババ様でありましょう。
キャップの女子は数年後平凡パンチのグラビアで水着になって載ってましたっけ。

個人情報よ!
なんて騒がれても、もはや昔の風貌いやいや美貌を覚えているお方は誰一人おりますまい。

月日の経過とは、まこと不思議なものであります。

懐かしくても、もうあそこからやり直すのはコリゴリでございますです。

眼がねの姉さまオバサン以外は結構美女ぞろいというのも面白いのであります。
年老いたから、かように感じるのでありましょうか。

たぶん、処女と童貞列車でありましょう。

いやいやいやい、私的なことであいスミマセンでした。
これもモリオカボケかと思いますです。

50年近くもレトロな画像ですと、着衣していても妙にエロいなものと感じるのは、たぶん私メのなかに巣食っているミイラ化したケダモノのはらわたのためかもしれませんです。

クレームが来たら、これらの画像は一斉に撤去でありましょう。
いや、撤去いたしませぬ。