2014
10.22

いやはや、こういうお家がございました。
家相上は、お話にならないお家でございます。
プレハブの増築、その上に屋上のベランダまでおつくり召されておりますです。

たぶん、本当は屋上のベランダまでの階段を家の中に作ろうとしたのでありましょう。
しかし、業者に「構造上、無理でござんすよ」と言われ、しぶしぶ外階段で手を打ったに相違ございませぬ。

プレハブの増築は、おそらくはベランダのためでありましょう。
部屋からプレハブに入り、一度外に出てから階段で屋上のベランダに出るということになっているのでございましょう。

夏にはビキニのネエちゃんが、屋上で日焼けをするつもりだったのか、それとも仲間を呼んで、焼肉パーティーで幸せぶりを周囲にアピールしたかったのか、まさか洗濯物を干すためだけではありますまい。

この屋上ベランダのために東の高い家になり、それは家相では住人が陰気になると言われておりますです。
またプレハブのために採光に問題が生じます。
増築や御神楽は病人が絶えませぬ。

まだまだ色々と指摘したいのですが、
リフォームしたご本人は、はたしてご満悦でしょうか。
増改築は夢があって楽しいはずであります。

が、これはあまりに手作りっぽく、それはそれで味はございますけれど、味しかないのも困りますです。

ふーむ、死人が出そうな雰囲気でありますです。