2014
10.28

素朴な本屋がめっきり減りましたですね。

私メの若いころは、画像のような小さな本屋が点在していたモノであります。

現在、はばを利かせているのはショッピングモールなどにある巨大な本屋ばかり。
モリオカなどは、まるでNYにあるようなシャレたコーナーが用意された本屋が多いのであります。
まぁNYに行ったことはありませんし、今後も行かないでしょうけど。

本は、やはり紙でないと読めませぬ。
電車でiパットなどで読んでいるお方を見かけますですが、感心するばかりでございます。

と言って新刊本を購入したのは何カ月も前のこと。
ほとんど古本屋だの図書館を利用しておりますです。

そして小説の類はまるで読んでおりませんですね。
小説は、読む前から他人の空想なんだよなと思ってしまうからであります。

そんなことを言ったら、「小説は心の栄養です」なんて反論されて、その感覚に腰を抜かしそうになったことがございました。

てなことばかりで、てんで本を買ってませんでしたら、事務所の近所の古い本屋も、改装するらしいのであります。まさか閉店ではないでしょうね。

タバコもそうです、酒もそうですが、心身に有毒な本はなくなるはずがございません。
町の素朴な本屋は、毒本が似合いますです。
心の栄養にならないで、毒になるだけの本が売っていたなら、走って行って買うのでありますけどね。

ひょっとすると、本当の毒本は、まだ出来ていないのかもしれませぬ。
毒となる占い本を作りたいものであります。
そしたら、手渡し売りをしとうございます。

やはり本屋は衰退の一途でありましょうか。