2015
04.03

あまり講師が力むと、受講生の皆様がついてこられなくなる結果を招くので、ほどほどにしないといけないのでありますが、4月5日から開講の「奇門遁甲実践科」では具体的に奇門遁甲の使用方法をご伝授いたしたいと考えているのでございます。

青竜返首で本当に使えるものは何か。
飛鳥跌穴とは、どういうものなのか。
昇殿とは…。

こういうものを深めつつ、受講生の理解の顔色をうかがいつつ強弱をつけていく所存でございます。

さて、世間では占いをしていると言うと、白い目で見られるはずであります。
受講生のほとんどが、隠れて占いを学んでいるのではないでしょうか。

しかし、では情報とか統計学がはたしてどれほどの役に立っているのかと、冷静になって振り返ると、多くは、さほどの価値はないのかもしれませぬ。
テレビだの新聞は情報を売る業界なので、偉そうな方々に「関ヶ原は情報合戦だった」などと語らせておりますが、情報だの統計学で競馬が的中する確率は、経験から見てほどんどございませぬ。

むろん、情報や統計学を否定するつもりはありませぬ。

人は何かに頼らなければ生きてはいけないイキモノなのでございまょう。
情報に頼るのもよし、統計学を指針に生きるのもよし、宗教こそが最高だと念仏を唱えながら生き方を決めるのもいいのであります。
でありますから、占いを人生の決め手に使っても、なんら奇妙なことではないのであります。

人生は死ぬまで見る夢でございます。
たのしい夢でなければつまりませぬ。

一生という時間を、自分のモノとして扱うことが、その楽しさの基本であります。

もし、占いは何かと聞かれたら、自分の時間を自分のものとして使う術だと答えるでありましょう。

たとえば奇門遁甲で吉方位に行くことは、とどのつまりは、この答えを目的の究極にすえることなのであります。

やるなら本気であることも条件でございましょう。
よく知りもしないのに集団催眠にかかったように情報だとか心理学だとか騒いでおりますが、占いもまた技術だけでなく思考回路も占いに染まることで、人生の時間を自分のモノにすることにつながるのではないかと思うのでありました。

いやいや、数日、奇門遁甲の実践科の資料集めで、頭がバカ真面目になっているようでございますね。
お求めのエロモードにもどさなくては。