2015
07.08

午前中から、断易の納甲のロジックの解説を作成しておりました。

断易は、二つの納甲法が主に使われておりますです。
火珠林と呼ばれる方法と、胡煦と呼ばれる方法。
卜噬正宗などで一般に用いられているのが火珠林納甲法でして、諸口流もこの方法であります。

一方、胡煦の納甲法は、新法と言われ、菊地流が使っております。

卜易は、そもそも自由さが売りなので、どちらの方法が正しいかと論じるより、お好きな納甲法を用いてイイのであります。二つの方法を占的に応じて使い分けてもいっこうにおかしくなく、私メはその二刀流でございますです。

しかし、ロジックを知らなければ、なにかと不安が残るもの。

現在、十傳スクールの一期生は黄金策を学んでおりますが、そろそろ奥伝へと踏み込むことになるのでございます。
菊地流を踏襲しておりますが、奥伝となると火珠林法も知らねばなりませぬ。
そこで、次回の講義では納甲法のロジックを公開いたします。
ロジックはそれこそ秘伝中の秘伝。次回の講義は値30万円と心得てもらわねば困るのであります。

それはともかくとしてワザの正体を理解するということは、すべての分野に通じるのではないでしょうか。
お女性を快楽の疲労でくたくたにさせることも、肉体的な構造からハートに至るまでひととおりのロジックを会得することがキモでありましょう。

いまや車のタイヤすら自分で交換できない時代でございます。PCが不調になれば、もうお手上げ。薪ストーブの薪に火をつけることすら忘れてしまっておるのであります。
自分の力では何一つ出来るものはなく、すべてお金を支払うことで代理人に任せっきり。

お女性もいまやローター依存者が私メの見たところ95パーセントを占めておるよーであります。

時間がかかっても構造やロジックを知ることはきわめて必要であります。

そこで断易の納甲法の秘伝を泣く泣く後悔…いや公開。

が、次回、土曜日の朝になって突如としてケチになるやもしれませぬ。
講義録を小冊子にして原書店にでも売れば、高値で引き取ってくれることは火を見るより明らかなのでございますから。
断易の名著とされる、菅原壯氏の「断易入門」に火珠林納甲法が記されていますが、あれは変化球でございます。菅原壯氏は、火珠林の矛盾点を回避した解説をしておるのであります。

さーてと、解説書を前にして、おのれのケチさと戦っておるのでございました。