2016
06.02

いつも一輪だけ咲くバラ蔓が、今年も一つだけ開花したのであります。

そこだけ、むき出しのハートのように赤く鼓動しているよーでございます。

今日は六月二日。
ローズの日であります。日を合わせたように咲いたのであります。

四柱推命の卒論科(仮)のテキストの作成で目がいかれていまして、カメラで写すとハッキリ撮れるのですが、老眼鏡をはずしますと、バラの赤が、それは美しく網膜ににじむのでございます。

合と冲の解釈。
普通の剋と干合の剋はどちらが強いのか。そして影響力は。
庚金は丁火の鍛錬を好むというけれど、その力量はどうか。
たとえば甲日の秋月生れは庚が現れて良いのかどうか。
乙日生まれにとって最悪の働きをする辛が出ていた時はどうするか。
大運が影響するスピードは。

などなど、甲日生まれから癸生れまで、それぞれ12カ月ずつを、さらにいくつかに細分化し、命式の例を挙げながらのテキスト作りでありますから、目が変になるのも当然でございましょう。
が、このテキストは暗黒の名著となるはずであります。
講義を受けたならば、その時から四柱推命の大家となるようという気持ちを込めて、思い残すことがないように、すべての知識を網羅しております。

幼い女の子を、絶世の美女に仕上げるジジイ趣味にも似ているのであります。
メールも電話も返事をせず、人非人になり切っておりますです。
でも、まだ甲日の章が終っていない状態。

卒論科は甲日生まれから丙日生まれを第一節とするように、いくつかに分けての講義になるやもしれませぬ。

理屈ばかりで当たらぬ四柱推命ほどアホらしいものはございませぬが、卒論科は、「なぜ、こうも的中してしまうのか」と息をのむことになるはずであります。
四柱推命の理論を、現実の世界にすり合わせつつ見極めていく解釈だからでございます。

集中しすぎて、眼ばかりでなく、口も臭くなってしまっているかもしれませぬぞ。