2016
06.15

東京都知事への集団イジメも終息しそうでありますね。
みのもんたとか、ベッキーさんなどへのイジメもバカバカしいものでありした。

報道の街頭インタビューも、みな「許せない」とかのものだけをピックアップしているよーな気がいたします。

ヘイトスピーチはダメとか言いつつ、大義名分があれば、これでもかと叩く体質は、不幸な時代の象徴でございましょう。

私メもヘイトスピーチはどーかと思いますです。差別的な感情はあって当然で、彼らをケタくそにイジメる快感も当たり前のことでございます。けれど集団でヤルというのが、引っかかるのであります。
ヤルなら一人でやれ。

次は誰が犠牲者でありましょーか。世界の悲劇を一心に背負ったような顔をしている夜回り先生あたりかもですね。

しかしながら、誰が不倫したところで私メにはまったく関係のないところ。政治家は汚職をするのが目的なわけでありますから、それを叩くのはおそらく参院選挙を狙ったものでありましょう。それに乗せられ大騒ぎする庶民は救いよーがございませんです。

自分に大切なものは何でしょーか。

そうです、久しぶりに動物病院へ。
「あーら、ご無沙汰ですこと」
と女医さんはチラリ。いささかやつれたお顔。
「ロメオちゃんの爪が伸びてるわ」
女医さんは爪ではなく、私メの股間を目で撫でまわすようにしてから、意味深な目で見上げるのでございました。

ほほぅ、充血の赤線が白目を横切っております。性的な誘惑をこびている人相なのであります。
おそらくそーだろうと、私メは「暑いですね」と胸元をパタパタさせて発情のコロンを漂わせ刺激を試みるのでありました。

案の定、女医さんは、しぼるように眉間を寄せるのでありました。
香りは鼻腔からあまく体内に沁みこみ、非常な速度をもって下腹部をじれったくさせる効果を作するものでございます。
「これをね」
と女医さんは顎をあげ、薬をつまみ、
「フェラリアの薬ですね」の私メの言葉に、
「そう、フェラ…フェラ…」
とドモルのでございました。

幸運は報道の外にございます。
TVを消し、新聞をぶち破き、選挙の投票には行かないと決断するだけで世間が不幸な分だけ、幸運は10倍増で股間に飛び込んでくるのでございます。