2016
06.20

十傳スクールが始まる前にキリマンをヤルのが習慣になっておりましたが、最近、いつものマスターがおらず、若造が下手な珈琲をいれるので、近頃はベローチェですませておりますです。

昨日もーー
ふと窓外をみましたら、網膜に違和感のある文字が触れてこすれたよーでございました。
「?」ともういちど、視線を戻したしたら。具合が悪くなる館があったのであります。

「男のための結婚指導所」なのでありましょーか。
男が結婚したいという願望をひそめているのでありましょうか。

男は出来れば「結婚はしたくない」という基本を有している生き物だと、私メは信じておりまして、いろいろな雑誌にそういう基本姿勢で原稿を送っていたのでございます。

で、この看板を目撃して、はじめて、これで商売しているということは、男にも結婚したいという気持ち悪い奴らがいろいろといるわけだな、と気づいてのだございます。

両手をオナニーで精液臭くした奴らが通ってくるのでありましょーか。
それとも、うすっ禿を気にした中年なのかもしれませぬ。
勤労意欲を失った、金持ちのオプスちゃんと結婚することで生きていこうという男が通い詰めるのかもしれませぬ。

それとも、結婚講座というのは表向きで、お女性を合法的にダマすテクニックを授けてくれる館なのかもしれませぬ。

いろいろな疑問を浮かばせつつ、美女の受講生が待つ、十傳スクール神田教室へ急ぐのでありました。
この日は黒い帽子に総髪、それにサングラスというイデタチでございました。
いつのまにか髪の毛は肩甲骨の下まで伸びていたのでありました。