2017
04.06

ガチャポンに運命を尋ねました。
易者のヤルことかと自分でも首を傾げたのでございますが、しかし、その衝動から抜けられませんでした。

天使か悪魔か、そのどちらかが出るそーであります。

天使が出たらGO!
悪魔が出たらSTOP!

まだ、ふかく考えてはいないことでしたが、ときにはガチャポンの神に訊いても面白うございます。

二百円を投入し、グリップを回しますと、大袈裟な音がして、取り出し口に球体のカプセルが転がり落ちましたです。

答えは、天使でありました。

「…やるのか」

十傳スクールの受講生の易者サポートのことを、ガチャポンの神に尋ねたのでありました。

私メも経験がありましたが、占いの知識を得たのはいいけれど、この知識を収入に反映させるには、どーしたらイイのだろう。これは受講生の多くが直面する問題であります。

十傳スクールは本格的な占いの講義を行っております。
が、本格的な占いの知識と、実際の鑑定とは距離がございます。
そのままでは鑑定になりませぬ。
失敗に終わるだろうし、たとえば電話鑑定をしている団体のオーデションを受けても、鼻で笑われるだけでありましょう。

私メの場合は、自分で開拓したのでありますが、それは運が味方してくれただけのことで、多くの同輩は収入の道には至らなかったよーであります。

まずはキッカケが必要であります。
そして、鑑定の訓練が必要であります。
それから独り立ちするのが理想であります。

実践鑑定の養成が必要不可欠であります。

そーして大成功してもらわないと私メの名が廃るというもの。

これは面倒なことになってきたのであります。

手相セミナーも締め切りが近づいてきましたし、金持ち前夜祭の予定もありますし、老いてもきましたし、大変なことになりそーな気配であります。

ヤルと決めたからには、成功させねば面白くありませぬ。

複雑な気分で天使を見つめているのでありました。