2018
04.24

バカ国民が、整形失敗の福島某とかいう女政治家のセクハラ騒ぎにあっけにとられているなか、私メは木村満夫となりまして、列車に乗り込んだのでありました。

ここはパリ。シャンゼリゼ通り。
もちろん嘘ですけれど、おもわず
「オー、シャンゼリゼ、オーシャンゼリゼ、猿もおどる、朝鮮も踊るシャンゼリゼー~」と歌いたくなる街並みなのでありました。

ホテルの最上階の特別室しか開いていないというのでありますが、
「一泊一万円」と言われましたので三泊申し込み、そのお部屋に行きましたら、
「スイートと言わずに特別室というわけだ」
の部屋なのでありました。バカに広く、窓辺にはバーが設置され、柱には画像のよーな円形のくりぬきがございます。
が、まったくロマンチックではございません。

そして、歓楽街へと足を運ばせるのであります。
木村満夫の人脈作り。

生年月日も血液型も別人、むろん性格も暗めで、少しどもる癖があるという設定なのであります。

「き、キムラって、か、書いて」
と名前を覚えてもらうために、領収書を発行させるのでありました。

だいたい三件ほどの店を回れば、第一日目の基礎が完了するのでありました。

大の野球とサッカー好きの性格設定は、かなり苦しいのでありますが、30分も喋っていると、
「じつは本当はそーだったりして」
と、日ごろ、サッカー選手に麻酔をかけて足を切断し、目ざめた時に、どのよーに絶望するか、想像するだけで楽しいと思っているほどサッカー嫌いの自分に疑問を抱いたりもするのでありました。

さあ、二日目、キムラ満夫の冒険がはじまりますです。