2019
11.04

業者から連絡があり、
「工期が速まりそうですが…」
許可を求められましたです。

モリオカの実家のリノベであります。
2月下旬の取り壊しを、1月上旬に繰り上げたいとの由。

「オリンピックに間に合わないのですよ」
と脅されてはOKするしかないのでありました。

実家を柱だけ残し、そこから工事が始まるのでありまして、
「4か月はかかります」

ということは、実家の箪笥や食器などを、正月までに今年建てた離れの1階の物置に移さなければなりません。
母を別棟のアパートに住まわせる準備もございます。
朝鮮顔の3人の叔母どもを、取り壊す前に、古い家とのお別れ会と称して、呼ばなければならないのであります。
若かりし頃に、その家に住み育ったからでございます。

実質、東京五輪は大失敗でありますが、やはり来年のその期間は東京から疎開したい希望が私メの心には、決断に近いほどの強さで残っておるのであります。

日本人の浮かれ顔に付き合いたくないのでございます。

真冬の引っ越し作業を、一人で行うことになるのでありましょーか。

…じつは、ここだけの話ですが、リノベの設計には、隠し部屋がいくつか、隠し階段もございまして、むろん隠し扉もあるのであります。
色ガラスの部屋、迷うようなに回廊もめぐらしております。

お女性の一人や二人ぐらいは、老母にも気づかれぬよーに隠しておけますです。
問題は亡霊ですけれど。

ともかく30人ほどの十傳スクールの特別講義も可能であります。

担当の業者は、最初は呆れ顔でしたが、しだいに私メのペースに乗ってきておりますです。

不安なのは、まだ見積もりの提示のないことでありますです。