2019
12.23

東北から、東京に戻って見ると、とたんに仕事の山に潰されそうなのであります。

PCの導入作業から「しやわせカード」の発送だの、原稿とか、打ち合わせ。そのほか年金機構から呼び出しの催促まで。

そんなことよりですね、Webスクールの呪術のミニ版は、12月24日でお申し込みは打ち切らせていただくことにいたしましたです。

そして、お振込みは26日(木)までのお方様が受講できるという具合にいたしますです。事務手続きが大混乱しているらしく、スタッフさんが泡を吹きそうな具合なのでありますから。

「ほーら、だからミニ版は止めよーって言ってたじゃないの」と私メ。
「でも、広く楽しんでもらいたくて」とスタッフ。

てな具合で、一方的で乱暴ではありますが、お申し込みいただいている無いにかかわらず、26日入金のお方様に限定させていただきたいのであります。

そして「しやわせカード」も同様であります。
もはや手元に材料がなくなり、申し込まれてもお断りするより方法がないのであります。

モリオカから帰るや否や、郵便物の整理からしまして、原稿の作成に取り掛かるまで、なんと6時間を要したのでありますです。

ところで、本日は、旧天皇の誕生日。休日だったのでしょうか。
いまなお謎なのであります。銀行が営業していたので、おそらく祝日ではなかろーとは思いますが。

であれば、冷たいですね。

2019
12.21

すでに、しやわせカードのお申し込みは締め切らせていただいているのでありますが、

スペシャル版の手書きのメッセージは、この二文字にすることにいたしました。

「滅」こそ、美しいと信じていましたのに、「滅不ず」とはいかなる心境の変化でありましょーか。それとも、やがて来る2020年の不気味な足音を感知してのことか、それは自分にも不明でありますです。

ただ、「滅」の文字を見つめていると、「火」と「水」が内包されているうえに、「戈」という戦いを意味する文字もあるし、「反」の文字も含まれておりますです。「灰」の文字も見え隠れ。
この世を終わりに導くあらゆる原因が、この一文字に象徴されているよーな気がいたします。

「不」をつけただけでは滅から逃れるには不十分かもしれませんです。

いつだつたか、不忍の池を「ふにん池」読まれたお女性がおりましたが、そういう微笑ましいエピソードになれば幸いでありますけれど、2020年を前に、逃げ道を模索する必要がありそうであります。

「しやわせカード・スペシャル版」の半分は発送いたしましたです。お申し込み順であります。もちろん入金なさったことを確認してからでありますが。かなり完成度が高くなっていおります。
手前味噌ではありますね。

2019
12.20

モリオカに本格的な雪の季節が来たよーでありました。

飲んでいて、不意に静寂に包まれたと思ったら、雪が物音を吸い取りながらしんしんと降っていたのでございます。

雪は、遠い過去の出来事を思い出させるのでございます。
時間軸は現在から未来へとしか流れていないのに、過去へと誘ってくれる錯覚の力がございます。

そーいう時は、雪の魔力に従ってみても面白いのであります。

そーしますと、不思議なことに、横断歩道を渡っている老人が、遠い昔に友達として付き合っていた寿司屋の倅だったりいたします。いまは寿司屋のオヤジになっていると噂で耳にしていましたが、そして、すっかり老いてしまっているのに、頭を左に傾げて歩く癖はそのまま。
それだけでは見分けがつきませんですが、そこは雪の不思議であります。

雪は光にあつまる冬の虫のよーに、止むこともなく降り続けているのでございました。

雪の夜は、やはりウィスキー。氷にどぼどぼと注いだ時の、いっしゅん立ち昇る香り。
人相の、気色の訓練をしていれば、冷たい湯気をみることができるのでしょーが、途中で断念した私メは、その域には達しておりませんです。

「あー、雪の中をあるいて帰りたい」
けれど、ウィスキーの香りは、私メを、その店に釘づにしてしまっているのでした。