2020
01.14

断易で父母は家を差す場合もあります。四柱推命での印綬も同じでございます。

自分を支えるものというイメージでしょうか。
それが、ゆきすぎると愚かな夢として判断される場合もございます。

男にとって、古民家に憧れの一つかもしれませんです。一定の年齢になると、男は、都会や人々とのつながりを断ち切って、誰も知らない場所で隠遁生活をしたくなるのでありましょう。

が、古民家の夢は、多くの場合、裏切られるものであります。

古民家で、愛犬と暮らしたい。野菜などを栽培して自給自足の暮らし。古い家の天井は梁がむき出しになり、寒い冬にはちらちらと雪が入ってくる。春先の晴天の日には、庭で食事をする。たまに友人がやってくる。

このすべては夢でしかありません。

村人からはよそ者と扱われ、夏には蚊に悩まされ、トイレは臭く、愛するお女性からは「冗談でしょ」と逃げられるのであります。犬も環境の悪さから病気になり、冬ともなると道路は雪でふさがれ孤立を強いられるのであります。

それらの弊害は、すぐにでも分かるのでありますが、しかし男にとって古民家の夢は、現実の生活の不満に比例してふくらむのであります。

古民家の夢が高まった時、もしかすると、それはとても危険な岐路に立たされていると気づかねばならないのかもしれません。

現実的には、手に入れられる古民家は、せいぜい昭和中期の家でしかなく、理想とかなり差があるものであります。

さいきんの男性の相談で、「古民家」というワードが増えておりますので、ちとUPしてみましたです。