2020
10.27

モリオカから茅ヶ崎に戻りましたら愛犬のロメオのお迎えでありました。
愛情表現にこたえるのが大変なのであります。

そして私メのそばから離れず、いっしょに昼寝をいたしました。

顎のあたりに傷があり、薬などを塗るのでございました。

日差しは暖かく、
「まるで春のよーだ」
頭を使う仕事を避け、手作業にやつだけにとどめ、それからやっと荷を解きましたです。

やがて11月でございます。
北風ピューピューの11月は、もうすぐそこまで。

「おや?」
そーいえば二年ほど前のいまぐらいは「金持つ前夜祭Ⅱ」などを催したのでは…などと、懐かしむのであります。
そのよーなイベントは、今となっては夢のまた夢。

時は過ぎゆくのみ。

ということで、11月のボイドタイムであります。

2020年10/28(水)09h48m in魚  ~         17h45m
2020年10/31(土)01h13m in牡羊 ~         06h19m
2020年11/02(月)11h30m in牡牛 ~         19h00m
2020年11/04(水)22h49m in双子 ~  /05(木)06h46m
2020年11/07(土)10h27m in蟹  ~         16h19m
2020年11/09(月)20h06m in獅子 ~         22h30m
2020年11/11(水)19h59m in乙女 ~  /12(木)01h10m
2020年11/13(金)20h34m in天秤 ~  /14(土)01h19m
2020年11/15(日)20h15m in蠍  ~  /16(月)00h48m
2020年11/17(火)16h58m in射手 ~  /18(水)01h36m
2020年11/20(金)01h32m in山羊 ~         05h26m
2020年11/21(土)09h51m in水瓶 ~  /22(日)13h06m
2020年11/24(火)19h46m in魚  ~  /25(水)00h05m
2020年11/27(金)08h47m in牡羊 ~         12h43m
2020年11/29(日)21h50m in牡牛 ~  /30(月)01h16m
2020年12/01(火)13h23m in双子 ~  /02(水)12h33m
2020年12/04(金)19h30m in蟹  ~         21h53m
2020年12/06(日)07h29m in獅子 ~  /07(月)04h47m

11月のボイドタイムは、割合に夜間に集まっておるので特徴でございますですね。
つまり用がなかったならば、早めに寝てしまえということなのでしょーか。

12月22日の木星と土星の合に向けて、星々は緊張していることだけはご記憶を。

 

2020
10.26

春の花はハツラツとした若いお女性を連想いたします。それに対して秋の花は40代の楚々としたお女性の化身のような気がいたします。

秋になってから美が開花する花。
奇たるべき冬を前にして、どことなく物悲しさが香り立ちますです。

そんな秋の花を庭から摘んで、乾燥花の作成をしましたです。
もちろん奇門遁甲の座山につかう乾燥花でございます。
逆さに吊るしましたら、真っ黒い家にとても似合いましたです。

やがて山茶花が咲き、突如としてモリオカは白い世界へと一変するのですが、その冬までの間、秋の花はせつなく庭の隅を彩るのでございます。

紅葉に目を奪われた視線を、ふと足元に移しますと、そこに、
「やっと気づいてくれたのね」
あきらめかけたため息が聞こえますです。
「摘んで、いいからぜんぶ摘んで…」
春や夏の花とはちがい、茎はすでに乾いておりますから、簡単に折れて、私メの抱えた花のひとつに加わるのでありました。

「キミが10のうち7まで来ていたら、オレは8だよな」

すると秋の花は言うのでありました。
「7と8を足すと15」
15歳の時に逢ったわね。それからずっとわたしたちは15歳のまま。
「だって」
彼女はか細く付け加えます。
「8×8は64。7×7は49。差はいくつ?」

答えますと、
「ほらね。だから、15のままで秋になったの」

連続する数の合計は、それぞれの二乗の差に等しいという、カバラ秘術のラビリンスに酔いながら、両手に摘んだ花々を、ひとつひとつ丁寧にセットしていくのでありました。

2020
10.24

たまに地元のTVを観ましたら、ペルー料理屋とかポルトガル料理屋がモリオカ市内にあるとかの紹介番組で、なんとか国際的なウェルカムを盛り上げよーとして、どこか失敗感の漂うヘナチョコになっておりました。

キムラ満夫旅で感じたことは、他国の料理は、やはり東京が優れているのではないか…を痛感するのであります。
東京は、A級ならA級、B級ならB級を貫いておりますです。

が、地方だと前菜だけがA級で、デザートでガッカリのトドメを感じたりいたしますです。

いえいえ、そんなことはどーでも良く、昨年まで、私メの溺愛する池に中国人が押し寄せまして、
「くぇっ、くぇっ」
怒り心頭でありました。
「池を買い取り、埋め立てる方法はないだろーか」
くらいに腹立たしかったのであります。

外国人だけではなく、中学の頃は、地元の放送局IBCの720というクルマで移動しては市内の話題スポットを回るラジオ番組があり、この池にやって来た時などは、頑固ジジイのごとく、
「出ていけ!」
と投石したこともございますです。

遠くに住む先輩が通りかかっただけでケンカを吹っ掛けたことも。

火炎燥土まるだしでありました。

しかし、今年はご覧の通り、静かなしずかに秋でございます。

栃木県が魅力度最下位ということで知事さんがぶつぶつ言っているとか。

羨ましい限りであります。

それはともかくとして、世の中は一瞬にして様変わりすることを2020年に学ばせていただきましたです。
鎖国しろとか何度か騒ぎましたけれど、ホントに鎖国状態でございます。

個人の運命もまた、いかなる変化を見せるのか、じつに面白い。

手相セミナーCでは、いろいろな方面から運命の読み方を語ったつもりであります。

「この手相は頑固者」
けれど、頑固もいろいろある。「頑固」というキーワードを解きほぐすのが運命学を勉強する姿勢であることも遠回しではありますが語ったのであります。

成功する頑固者と、失敗する頑固者。

冬に向かう静かな秋に、なにを間違ってか、開花するタンポポとかつつじもあり、植物にももしかすると運命の可否があるのかもしれませんです。

刻々とモリオカは晩秋へと向かっておるよーであります。