2020
10.15

秋のある日、まるで夏ではないかという一日がございます。
「これから夏が来るのか…」
とくに今年は、中国人が元凶の新型肺炎のために、精神的にも春先で季節感がストップして、まだ初夏のような錯覚に陥ることがございます。

昆虫には関係ないことかもしれませんけれど、地べたを焦って入っている幼虫を見付けましたです。

仲間は、もはやサナギになり、来年を待っているというのに、コイツはバカなヤツであります。
ひと思いに踏みつぶし、楽にしてやろうかと思いましたけれど、
「いやいや」
と、秋の寒さを実感させてやった方がイイだろうと、上げた靴足を思いとどめたのでございます。

四柱推命で、最悪な生年月日には大きく分けて、「火炎燥土」「凍土」「身弱多財」がございますが、そのうち「火炎燥土」とは、生年月日に火と土が多く、頑固になって人生を自分でダメにする命なのでありますが、その火炎燥土にも、春の火炎燥土、夏の火炎燥土、秋の火炎燥土がございまして、夏が最悪。しかし、秋だとて油断はできません。

つまり秋なのに、真夏の一日っぽい命ということでございます。
対処としては、命式を「金行」で適当に冷やし、「水行」を与えればイイのであります。
秋は金行を季節として、すでに持っていますから、自分のパワーを周囲が喜ぶように使おうと思えば使えるので、そこに救いがございます。

私メも、秋生まれの火炎燥土でございます。

油断すると、
「ぶっ殺してやるぞ!」
と呻りだすことを自覚しております。
10月は戌月。戌の中の蔵干の辛という金行をなんとか大切にしているのでございます。

しかしーー
幼虫を踏み潰さなかったことは、正しかったのかどーか。

施設の障害者殺し、老人殺し、嘱託殺人で自殺願望者殺し。
「理解できませんねぇ」
などのTVキャスターのお言葉が「ホントに分からねのすか?」

占いは殺人者、自殺者の気持ちが手に取るよーに分かることが必要かもであります。
秋の火炎燥土としては、適職ではなかろーかと、ため息するのでありました。