2021
06.28

この世は誰のモノでありましょーか。
自分が消滅してしまえば、どうじに世界も消滅すると、いぜんも当ブログのいつだったかにUPした記憶がございます。
すべては幻想でしかないと。
鏡に映された世界だと。

いやーー
自分で自分は見えないのだから、存在する時から、自分は自分の存在しない世界を見ているのかもしれませんです。
鏡でしか自分を見ることはできないのでございます。

自分の内部から、外部の人やモノや匂いや音を、感情に絡ませながら解釈しているのでございます。
自分の内部から発せられる言葉や行動によって、外部は変化し、自分にとって嬉しい世界に変わったり、自分にとって辛い世界に暗転するのでございます。

私メに対し、怒り、あるいは笑い、ときには泣いたり、すねたりする相手は、五感を通して私メに対処しているわけでして、その相手が消滅すれば、私メも消えるということになるのでしょーか。

てな、結論の出ないアホなことを考えつつ、いつもの散歩道をあるくのでありました。
あまり名のない、そして人を集めよーともしないバラ園にたどり着きました。

嘘のよーにバラは少なく、しかし見事に咲いておるのでありました。

無防備過ぎるので、道行く人に手折られるかと思うのですが、バラを切り取った被害を聞いたことはございません。

盗む、盗まれるという観念がないのかもしれません。

ここに柵や、錠を付けたとたんに、盗みの被害が出るのかも…でございます。

モリオカでの日々が、しだいに重くなってまいりました。