2021
08.27

バカなことをしているうちに秋が来ていました。

先日は、クルマの運転中に森から子熊が出てきましたし、街路樹のナナカマドは赤味を増しているのであります。
思い出したよーに吹く熱風も、勢いがございません。

目がかすみ、甘いものが欲しくなるのも、季節が暗くなる特徴でしょーか。
ひと夏をほとんどモリオカに逃避し、ひたすらPCに向かい、自分に課したノルマをこなしておりましたです。

飲み屋にもいかず、女色を断ち、ツクシは清潔に、ただ排尿のためだけに使用しておりますです。
これでイイのであります。
勃起したツクシは、自分のモノではなく、お女性の貸し出し用と認識しておりますから、この夏は敬虔な神父に近い不気味さを醸し出しているとも言えますです。

断易に、『三合会局』という判断要素がございます。
亥ー卯ー未か寅ー午ー戌、もしくは巳ー酉ー丑か申ー子ー辰の4種類があり、それぞれ3カードが揃うと会局するのでございます。
3つの支が揃うのですから、その威力は絶大でございます。

でも、3つの支のうち、2つ以上が動き、それぞれの会局支が健全でなければなりません。
回頭の剋ではダメ。化して墓や絶でもだめ。空亡でも伏していても力をふるうことは出来ません。

3支が健全であり、しかも旺支が日月から「有気」の状態であれば、遺憾なく力を発揮できるのであります。

健全でなく、傷があれば、3支が揃っていても、
「いっしょに頑張りたいんだけど、いま、調子が悪くてさ」
3支の呼吸が合わないのでございます。

まさにコレ。
もモリオカ滞在中の私メは、女色空亡でありまして、「その気」はあっても、現実には、ツクシくんの出番は
「ない」
のでございます。

夕暮れのショッピングモールで、麗しいお女性から流し目をうけても、
「ダメなんだなぁ、いまほ…ちょっとね」
男女のステージに上る前に、戦わずして終わってしまっているのでございます。