2022
04.29

踏み出した、さいしょの一歩で人生は決まるよーであります。

鑑定をしておりますと、
「そっちの方向に踏み出しましたか…」
生年月日に適合する生き方とは、いささか異なる道を選んだケースが多いことに気づかされるのであります。

たとえば、事業を起こせば案外楽に成功する命式なのに、弁護士などを目指し、国家試験でいくども躓き、20年近くも時間を無駄にするとかであります。
あるいはミュージシャンになろうと大望し、地方から出てきて、挫折してシガない仕事で低給料にあえいでいるお方。命式に忠実であれば、ラブホ経営など、人が敬遠する仕事で大成功を収めただろうというケース。

そして、失敗する生き方をする場合は、それら弁護士試験や、ミュージシャンを目指した自分を反省する一致が見られるのでございます。
心の中では、しかし、それらの道を諦めきれず、生涯、「負け犬」として自らを烙印づけるのであります。

「あのとき、あーしていれば」
「都会は恐ろしいよ。少しの才能では生きていけないことが分かりましたよ」

これでは、どの道を目指しても所詮は、貧乏者から逃れることはできますまい。

反省することが、そもそもダメなのであります。
反省のたびに、出発点に戻るから、いつまでたっても出発点の周りをうろうろするばかり。

たとえ命式の推薦する道とは異なる道を選択したとしても、そのまま突っ切ることであります。
反省ではなく方向を変えていくこと。
具体的なことは、ブログなどで語るほど、私メは愚かではございませんから、差し控えるとして、
「自分の人生は失敗したかもしれない」
と気づいた瞬間に、完全に『諦めるため』の死ぬほど一生懸命、その失敗した道を駆け抜けなければいけませんです。
手抜きをしてしまうと、諦めきれずに、負け犬となりますです。

「負け犬でもイイおん、人は心だおん。貧乏でも平和な生活ならばそれがイチバンだおん」
と、お考えならば、それはそれでよーございますが。