2022
06.02

たまに奇門遁甲の方位を、この身で体得したい気持ちになるのであります。
神奈川の自宅からクルマで移動することで、
「さぁ、どーなる」

今回は、時盤に主眼を置き、天盤乙や己など、精神面での吉方位を多用しつつ、そこに真っ黒いインクを落とすよーに、「小格」という、禍々しい凶方位を取り入れたのでありました。
結果は、ズバリなのでありました。
「こ、これか…!」

小格とは、拙著「奇門遁甲術入門」に記されている如く、鉄に硫酸をぶっかけるが如く、悪さが急速に襲ってくるという悪さが出るのであります。

クルマ移動ですから、事故などは避けなければなりません。
事故などにあっては目も当てられませんから。

では、小格はどー言うところで引っ掛かるのか。
興味がございました。
なにしろ、いまだ、小格を使用した経験がございませんでしたから。

詳細は、いつかお話しすることとして、たしかに小格という悪さ、とくに人間関係における致命傷的な行動に出てしまうのでありました。
しかし、小格には、人間関係以外の他にも「地位を失う」とか「正しい判断力を失う」などの悪さの象意がございます。
私メの場合は、人間関係で面倒な事を抱えておりましたから、凶方位の作用は、その人間関係の悪化の方に抱きついたというワケであります。
例えば、戦格を使っていたとすれば、戦格には「事故」とか「ED」などの意味がありまして、クルマを運転しているわけですから、EDではなく事故を起こしていたことでありましょう。

このよーに、凶格は吉格もですけれど、出やすい行為をしているところに抱きつかれるわけであります。

これ以上のことは、スクールを開講している関係上は申せませんが、小格の悪作用をこれ以上出さぬために、後日、玉女守門のなかでも上格を用いたことは言うまでもございません。

奇門遁甲カレンダーは、こーいうときに携帯していますと、とても便利でございますです。

そーして、実家にクルマを置き、神奈川には新幹線を使いました。「念のため」に地遁のこれもまた上格で。