08.13
スクールで精力を漏らしたのか、身体の芯がヘナヘナであります。
だろうと思い、朝にこしらえて冷やしていたものが、コレ。
ニンジンスープでございます。
三本のニンジンを茹で、ブレンダーでソース状にして、ミルクを加えたのでありました。
今夜は寝られるかどーか。
明日の予習をするか、別の仕事に熱中するか、それとも…。
モリオカでの老婆の肥料作りになれてしまい、この程度なら、あっという間に出来るのでございます。
精力はともあれ、やはり健康は大事なのでございます。
どんなにジムで筋トレをしようと、反射神経などは絶望的であるのであります。
せめて勃起力だけは維持しなくては。
薬缶をひっかけても大丈夫…てなのは無理で、せめてバスタオルを、いや手拭いくらいなら…。
目指すのはエロジジイでございます。
40代のはじめ、春先に突如としてEDになったことがあり、原因は分かっておるのですが、あの時は、もう、見るもの聞くもの、すべて絶望的でありました。
老人とはかくも無残なものであるのか、思いました。
まだ老人ではございませんですが、そー思うということは回復を信じていたのでしょー。
事実…。
それが、3か月後の夏に、事務所のクーラーがぶっ壊れ、大汗をかきましたら、つくしん坊のよーに、細々とではありますが、立ったのでございます。
すると、絶望の色彩のない世界に、色が戻りましたです。
「女、女、女」
と割りばしのよーなペニスを両手で大切に握りしめて、スキップしたのでありました。
お女性には、おそらく、あの気持ちは理解できないことでありましょー。
しかし、ペニスは、萎んでいれば排尿という自分だけの機能を持ちますが、勃起すれば、それはお女性のためのもの。自分のモノでありながら、じつはお女性だけのモノなのでございます。
EDとは、
「キミのモノになれない」
という哀しみ。本当の無明の孤独なのでございます。
ニンジンスープ。
効き目が楽しみでございます。