2022
12.03

数日前のブログに、
「自分のことはめったに占わない」という意味を書きましたが、記録をくくりましたら、数年前の占断が出てまいりました。

「何某さんとの関係」
でございます。

この何某さんを、男ですが、私メはとても信用しておりました。
ところが、急速に関係が悪化しはじめまして、突如として、
「もうオノさんの仕事は手伝わない」というメールがきました。
放置しておこうと思い、そのまま放置。

しかし、私メを見る瞳に、チカチカ光るものを発見しまして、
「悪いことを考えている」と不吉をおぼえ、そこで神蓍に頼った、こういう経緯であります。

出た卦は艮為山。六冲卦。関係がバラバラの卦です。
しかも5爻上爻が変化し、水山蹇。
これだけで関係は終わったと判断できます。

応爻(△)が彼。月破に日剋。しかも空亡。力がございません。朱雀が付しているのは「文句がある」の証。それを演技で隠しているのです。
対する私メは上爻の官鬼。月建を持ち、寅ー午ー戌と会局し力がございます。
そして動いて、応爻の元神の辰兄を剋します。

彼は孤立し、関係は修復されぬまま去っていくことになるのであります。

まさに、その通りになりましたです。

巳の日が引き金になるだろう。
と断じたのは、寅ー巳ー申の三刑が、巳の日に成立するからでございます。

果たして巳の日。セミナーの当日でございました。
盗難事件が発生いたしました。
誰かの手帳が盗まれたのであります。
目撃者がございました。
「たしかに彼です」
巳の日の巳は父母。手帳は小物ですから普通は子孫。しかし、盗まれた当人にとっては重要なモノらしく、であれば父母。
応爻の申は、この巳父母と合するのでありました。

彼の郷里のお母君からも、
「息子をなにとぞ宜しくお頼み申し上げます、なにをやっても失敗ばかりの息子ですが、やっと遣り甲斐のあるものを見つけたと連絡がございました。本当に本当に宜しく、宜しくお頼みいたします」の手紙をいただいていたのですが、こーなってしまっては万事休す。
現在から未来まで貫いて走る暗い光の闇を見てしまったのでありました。

しばらくして彼は私メの目の前から消えたのでございます。

この卦は、初等科の方でも解読でき、また高等科の方になりますと、より具体的に読むことのできるのであります。

まだ自占がございますが、オショしいので秘密です。