12.21
本日は2022年12月21日でございます。
画像の岩手牛乳の賞味期限は22.11.19と刻印されておりますです。
生卵は22.11.16の刻印。
1カ月以上も前に賞味期限は切れておるのでありました。
普通は捨てますでしょう。
現在40代より若い人たちは反射的にかならず捨てるのではないかと。
が、昭和40年代に青春期を送った私メは、
「まず飲んで見ねば」
牛乳をゴックンするのでした。
「大丈夫だでゃ~ん」
生卵もすこぶる新鮮。
老母の1か月は腐る寸前のもので生存しているよーなのでございました。
30代の甥っ子は、ゴックンする私メに、原始人のごとき眼差しを送るのでございます。
昨夜は、賞味期限が3週間前にすぎた豚肉、これが表面は緑色っぽく変色していましたが、焼き肉のタレをぶっかけて、カリカリになるまで焼いて食しました。
いっこうに平気でございました。
自慢話をしているのではございません。
味覚や臭覚をちと考えたのであります。
「おいしい!」とか「不味ーい!」とかのためにそれらの器官があるのではなく、
「食えるか、食えないか」を判断するためにあるはずなのであります。
と、すれば賞味期限という表記を信じてしまうと、「おいしいも「不味い」も分からなくなるのでは…と。
つまり味覚と臭覚が退化しているのではないかと思うのであります。
事実、星マークを信じて、さほど美味しくもないものを「おいしい」と感じてしまったりしているのではございませんか。
評判の店で、ほんとうに美味しいのかそーでないのかが分からなくなることもございます。
すでに直観力は人間から絶滅し始めておるよーであります。
「この人はイイ人か、極悪人か」の判断すら曖昧になっておりますです。
いや、かなり前から、それらは衰退しているから、人相の、「ここがこーなっている人は金持ちになれる」とかがあるのでありましょー。
モリオカ滞在の期間は、賞味期限切れの食い物で、退化しつつある各器官を鍛えたいとおもうのでありますです。