2023
02.13

学研本の、「奇門遁甲術入門」の巻末の暦は、2040年まで載せております。
が、このたび2041年以降の暦の依頼が、他社からございまして、のらりくらりとかわしておりましたが、
「もう依頼したことなので」
出版社得意の封じ手をされまして、重い腰を上げざるを得なくなったのでありました。

この暦作りは、タイヘンな作業なのであります。
普通の干支暦を作成したうえに、年盤と月盤と日盤、時盤の立向の局数を加えなければならないのであります。月盤においては、くわえて座山盤の局数の作成まであるのであります。

発狂モノでございます。

ところで、2040年までで止めておいたには理由がこざいますです。

2042年から、一般の暦と立向日盤の局数にズレが生じるからであります。
それは半年に及ぶのであります。
ズレていても原則にのっとり、堂々と載せれば良いのですが、他者から質問があることが予想され、その対応が非常に煩わしいからなのであります。
「質問すれば、ほいほいと答えると思ったら大間違いだ!」
心で罵りつつ、一応の対応が求められるわけでして、なんとしてでも暦作りは避けたいのでありました。

が、自滅の作業を、朝から続けております。
くそ、くそ、くそと腹を立てつつです。
少しも気を抜くことが許されないのであります。

この暦、この目を見ないことを深く強く、念じている次第でございます。