2023
02.20

時代からはみ出した感を、さいきん、しきりに覚えるのであります。
もはや自分の慣れ親しんだ時代ではないと。

当たり前のことを言いたくても、
「それは時代遅れの発言」
と非難されそーな億劫さを感じるのでございます。

どんなことが当たり前の発言かといわれても、ほとんどがそれなのですから、いちいち「あれだ、これだ」という気力もございません。

隠遁生活でもして、こちらから去ってしまうことが賢いのではないかという気がしないでもありません。
とうとう頑固ジジイの仲間入りでございます。

問題は、トイレ事情でございましょーか。
山奥でも離れ小島でもイイのですが、トイレは洗浄付きの水洗であることは譲れません。

4月からの新講座もラインナップいたしまして、それらの資料を段ボールに詰めて、テキストの最終チェックに入るのですが、山奥の温泉地はないかと探しておるのであります。
誰一人として訪れることのない宿を。
そこで、朝から深夜まで、仕事に耽るのが、私メに残されてしやわせなのであります。

占いをやってきて30年あまり。
けっこうな量の知識がたまっておるのでございます。
それらをまとめる時期にも来ております。

私メには未来はなく、未来がないということは案外サッパリとしたものでして、
「ああ、あれはもう20年以上のまえのことか」
過去のあれこれをほじくり出すだけでございます。
段ボールには、ずっとむかしの講義録の下書きもございまして、いまでは当たり前の箇所に「?」マークが付されて、それは懐かしいのでございます。

願わくば、可愛い村娘が、朝晩の食事を運んではきてくれないだろーか…。