2023
02.23

現在、4月開講の「奇門遁甲 造作科」のテキストをチェックしているのであります。
未知の講義なので、神経質に見直しておるのであります。

「求官」とか「求財」などお馴染みの造作の用語がでてくるとホッといたします。
が、なかには、
「分飛」という用語も。
「狩猟の用語があったかと思うと、「毀性」とか「殺敵」、「行刺」の用語まで。

「こんなことを講義していいのであろーか…」
ふと暗然たる気持ちにはなりますが、奇門遁甲の講義をする以上、いつかは通らねばならぬ道なのであります。
「分飛」とは、男女を別れさせる造作。
「敵殺」とは、文字通り、相手の命を害したてまつる造作。
「行刺」は暗殺を成功させるための造作でございます。

時盤を使用する場合には、2月の奇門遁甲中等科の、最初に公開しました「立向時盤」の造作と移動法の秘術を応用させることになるのであります。

世の人々の多くは、「そんなバカなことを…」とあきれ返るかもしれません。
むろん、そのような態度には慣れっこになっており、造作術とは、
「非常識な方法によって目的を達成させる方法なのだから、科学的なモノとは別物なのである」
と居直るしかございません。

また、じっさいに人を殺したら、死刑に処されるのであります。
がも造作方法を用いても、今の時代は罪になりません。
知っているだけで、武器を有していることに等しいかもしれません。

さあ、凍てついた池を散歩したら、またチェック作業に戻りますです。
受講をお申し込みの皆様、いましばらくお待ちくださいまし。