2023
03.07

家相の鑑定もですが、墓相の鑑定依頼には、ちょうどイイ季節であります。
春と秋の気候が最適。

はんたいに真夏と真冬の家相、墓相の鑑定は地獄でございます。
熱さと害虫との戦いで、鑑定する集中力が続かないのでございます。

墓相は陰宅風水に属しますです。
最近はいろいろなデザインのお墓があるので、たじろぐのですが、最初から、
「お墓を観てください」
と依頼してくるお方はございません。
事務所での鑑定の流れで、
「どーも変だぞ?」
というときにお墓の話をするのであります。

たとえば、一年間というか短期間に、家族が奇妙な病気になる。不幸が続く。離婚などが相次ぐ。精神を病む。これらが浮上した時、はじめて「墓参りをしていますか?」と切り出すのであります。
悪いことが親族間で連続している場合、先祖のお墓の墓石に何らかの傷などがはいっているケースが多いのであります。

そして、その傷や欠けがあるとしたら、それは墓石のどこか。
見ただけでは分からなくても、濡らしたタオルで拭くと、タオルがキズに引っ掛かり糸がほつれることで、
「ああ、傷がある」
と気づくことがあるのであります。
傷だけでなくカビの場合もございます。

ですから、墓相というよりも、墓石のチェックが主であり、それらがチェックされた後で、
「では良いお墓を」
と吉相墓に鑑定が移るのでございます。

つまり、
悪さを改善する鑑定。
家運を向上させる鑑定。
この2種類ということになるのであります。

が、5月過ぎから10月までの出張鑑定は、
「ご勘弁を~」
なるだけ避けたいのでございますです。