2023
05.05

散歩しながら家を眺めるのがクセになっております。

隆盛運に向かう家、衰退運へと向かう家。
それは誰でも何となく感じるはずであります。
そして、それは案外、的中するもので、
「自分は霊感がある」
などと自信をたかめたりいたします。

では、どこで、その家が、そーなると感じたのかと尋ねると、答えに窮したりするものでして、
「分かる人には分かる。分からない人には分からないのよねぇー」
と居直ったりいたします。
まぁ、それはそれで可愛いのですが、家相を見る場合には、
「霊感を使った」
という素人的な判断では危険であります。

たとえば、画像の家は、蔦が家全体を覆いかけておりまして、いわゆる衰運へと傾いている家であります。
しかし、家が衰運に向かう時、その原因を究明しなければいけません。
家には家族があり、その家の主人がダメになるのか。奥さんが不埒をしてしまうのがダメになる引鉄か、それとも息子や娘がいて、それらが事故とか病気になり、しだいに家運が沈んでいくのか。
この点を、キチンと理解できなければ、どこまでいっても素人判断から抜け出せません。
また素人のコケ脅しほど始末に困るものはございません。とくに気学をかじったというお方。

蔦が家を覆うとき、多くは健康の害から衰運が始まりますです。
面白いのは、その蔦を刈り取っても刈り取っても、次から次へと延びるという不気味な現象であります。
業者に頼んでお金を払って処理してもらうのが大切なのであります。

案の定、この家の奥さんが子宮がんを患っているとのこと。
おおかた、安易にワクチンを接種したのが原因でありましょー。
昨年まで、散歩の途中で観察した限り、この家に蔦が絡んでいなかったのですから。
いまなら衰運をストップできるんたがなぁ、と思いつつ、頼まれもしないのにお節介をする必要はないだろうと、その家の前を通り過ぎるのでありました。