2024
07.20

小さなころは、「どこが美味しいのか分からない」と拒絶していたのに、年老いてからは好物になった食べ物がいくつかございます。

みょうがは、その一つ。
この季節には絶好の薬味であります。

冥加と当て字するのでしょーか。命冥加で、サムライが戦いで生き残る意味があるとか。縁起ものですね。家紋に、茗荷紋もございますね。

茗荷と書くのが正しいのか分かりませんが、これは、「ミョウガを食うとバカになる」ことから由来しているとか。

お釈迦さまの弟子のナントカいう人は、物覚えが悪く、死ぬまで自分の名前を覚えられなかったらしいです。
で、そのナントカいうお弟子さんが死んで、しばらくしたお墓に見慣れない草が生えて、それがミョウガという言い伝えです。
茗荷と漢字をあてたのは、「名前を荷う草」の意味があるからなのでございます。

まぁ、夏バテを防ぎ、食欲増進の効果はあるでありましょー。

あんなに苦手だったのに、店先で売っていると、つい手を伸ばしてしまいます。
モリオカの実家では畑の隅に生えているはずであります。

しかし、まだカボチャは苦手の一つなのでございます。