2024
11.24

小学生だったころに、私メはこの場所でおむすびを頬ばりました。
父と母につれられた登山でして、ふもとから四時間もかかったと記憶しております。

いまでは新しく道路が開通し、登山道があるのかどうかも分かりません。

当時は、炭鉱電車にのり、そこからリフトで途中まで。
炭鉱も昭和40年に廃鉱となりまして、すっかりのゴーストタウンとなり果てておるのです。

60年後に、同じ場所に立つことなど想像すらしておりませんでした。

老いました。

精神まで老いまして、
「そーだ、そろそろ、しやわせカードの募集をしなければならない…」
と思いつつも、日々だけが過ぎていくのでございます。

「奇門遁甲中等科の開催もしなくてはならぬ…」
と焦りながらも、なかなか腰を上げられずにいるのであります。

お待ちの方にはいろいろとご心配をおかけしておりますが、「仕方のないジジイだ」と、いましばらくご猶予をお与えくださいまし。