2026
08.10
愚かな頃でありました。
タロットカードで占っていた時期があったのであります。
厚木パルコでコーナー占いをしていた雇われ占い師の頃の話であります。
六回コースの簡単な講習会に参加しただけでタロット占いを覚えた気になり、いま思えば、完全なるインチキ占い師でありました。
それでもタロットは絵札ですから親しみやすいし、若いお女性客にも人気がございました。
また断易についても自信がありませんでした。12運もおぼろげにしか理解しておらず、いや、納甲もロクにできていなかったのであります。
その点、タロットはなんとなく楽でした。
あるとき断易の鷲尾先生に通っていらしたお女性の、そのお姉さまがいらして、「私もタロットをするのよ。池袋パルコで占っているの」と言われたので、翌週、その池袋に見学に行きました。
いたいた。
お姉さまが、ブースで占っているではありませんか。
「大丈夫、行け行け!」などと鑑定客を大袈裟とも受け止められるポーズを付けて、励ましていたのです。
頭に冠を載せ、原色の衣装に身を包み、眉間に付けホクロをつけ、とても威厳がありました。自信たっぷりでありました。
それをみて、とてもオショシくなったのです。
私メ自身を恥じたのか、それともお姉さまの占い師っぽさが恥ずかしくなったのか。
それは分かりません。とにかく顔から火の出る思いでした。
声もかけずに帰宅いたしました。
断易に本気でのめり込み、基礎から勉強しなおしたのは、池袋パルコでの件がキッカケでした。
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2026
08.09
オノ家に残されている日本刀は、このひと振りだけであります。
太平洋戦争時に軍への提供を避けるため、数本の日本刀を畑の土中に埋めたのですが、終戦時に掘り起こしたところ、どれもが錆びてしまっていたということであります。
「油紙に包んでいたのに」と祖父が語っておったのを憶えておりますです。
四柱推命において、日干庚にたいして土の印綬は良い働きをしないという考え方がございます。
印綬は知恵とかを司ります。
が、庚に対して土の印綬は、庚という土を錆びさせて、印綬本来の知恵が正しく作動しないのであります。
とくに地支が未とか戌の燥土に根をはる土は、この悪い傾向が強く出ます。
考え方に錆が出て、庚を腐らせるのであります。
自分をダメにする思考力によって、自分が使い物にならない人間に育っていくわけであります。
頭が悪いというのではありません。むしろ良すぎるのであります。
真面目に働くことに対してバカバカく感じ、もっと楽に設けられないものかと狡賢い思考力が働き、人を踏み倒してでも「儲けたい!」という人間になっていくのであります。
これを埋金現象と申します。
久しぶりに鞘から抜いた日本刀を眺めておりましたら、心が冷たく冴えわたるのでありました。
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2026
08.08
モリオカでのスクールは、すこしペースが狂います。
とくに食事。
空腹は突如として襲ってくるもので、神楽坂の事務所には、予備食があるので平気ですが、モリオカではそうはいきません。
前日に、岩手山パンを買ってはいましたが、これではないことに気づきました。
もっとコテッとしたものでないとダメです。
が、無いよりはマシ。
胃に収めて耐えしのいだのでありました。
講義が終わるのを待って雷雨になりましたので、買い出しは諦め、冷蔵庫にあるものをとチョイスした次第であります。
立秋のあとの雷雨は、夏の終わりを感じさせます。
明日も講義。
もう少し腹の足しになるモノを用意しておかねば。
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