2019
08.23

離れの洋館で、断易NEXT科のこれからの研究にいそしんでいるのでございます。

中等科で触れる「天玄賦」というヤツがあり、以前、多くの名人さんは、
「天玄賦で目覚めたのよ」
と開眼した旨を教えられたのですが、私メには、さっぱり何のことか分かりませんでした。

が、NEXT科のテキストをチェックいたしますと、
「なるほど…、鍵は天玄賦にあったのか…」
いまさらのように気づかされるのであります。

NEXT科のテキスト(まだ生徒さんに未配布のモノ)から抜粋すると
●女来。男との関係を占い、六合卦が出た場合でも、用神が世爻を生じないのはお金か目的で付き合っている関係である。
とあるのです。
胡喣納支法において六合卦は、否、予、復、泰の四つがありまして、世爻が妻財なのは、否と予と復。泰は世爻が貧乏星である兄弟であります。
すなわち、泰は六合卦でも、お金を目当てにした恋愛である可能性が高いのであります。
さらに、
●卦中の妻財が多元していれば、彼はお女性にモテる男とあり、その男の用神である官鬼が世爻を剋する場合は、お金のことで苦しむか、男の女性問題で悩む、とありますです。
やはり胡喣納支でみますと、該当するのは、大過、巽、噬嗑、泰、夬であります。

二つの条件に当てはまるのは「泰」の卦。

恋愛占で「泰」が出た場合は、お金がらみとして、その傾向の度合いを、月建、日晨で測るのであります。
また泰の兄弟は陽爻でありますから、働くが、お色気不だという判断も付け加わるのでございます。

むろん、卦の動きで判断はいくつにも変化はいたします。

泰の世爻は辰の兄弟。これが動けば応爻の酉の子孫と合いたしますです。
「ははーん、若い男に惚れましたか」
などの判断へとなったりいたしますです。

ちと専門的になりましたけれど、こういう理論で適合する卦や卦の状態を潰していくのがNEXT科の本道(講義はまだ、そこに至ってはおりません)でありまして、その導入部分といいますか、リンク部分が「天玄賦」なのであります。

よその教室はどーかは知りませんけれど、私メは性分なのか、テキトーに手を抜けないのであります。

師匠である鷲尾先生から伝えられた断易を濁さずに講義ししているのが高等科まで。

NEXT科は私メの占例をもたくさん揃えまして、そこから抽出したものを理論にいたしましてテキストを作っておるのであります。

モリオカの別宅での書斎は静かでありまして、断易を深めるには最高のスポットであります。
最終講義は、この自宅で開催しても面白いかもです。

  1. 開運につながる占いの基礎一回目受講いたしました。
    全てを5行に置き換え解決策を探る5行の活用法は
    解決策にそんなものを利用するなんて・・・
    やってみます。
    断易もWEBでやられるのでしょうか。
    WEBでの受講を希望いたします。

    ●十傳より→断易のwebスクールは、かなり困難では…と、やや消極的です。いまは。

  2. 私めの卦のクセで、恋愛占においては泰が多くでます。
    私の得意な方面の占いではないけれど、泣きつかれたので、どれどれとやること数回。
    曲がった感性の方のハンデ戦がほとんどで、そりゃふつー無理だろうとココロで思いつつ、お答えは、柔らか〜く、求肥でぐるぐる巻くようにアドバイスしたくらいにして…
    どんな勉強してるんですか?!勇気もらいました!などと言われる始末です。
    自分の人生経験から捻りだしたものも大分あるのですが…
    何より自分が納得してない回答を伝えて良かったのか?と思っておりました。
    好きな男の子を(お金で)育ててるから、私は幸せ!とか…浮気症だとわかっててもその中の一位であれば良いから、どうしたら良いの?とか…色んな考えあるもんなんだにゃぁーと、逆に勉強させてはもらいましたが…
    先生の解説を見て合点がいきました。やはりというか、その通りというか、またひとつ、扉が開いた感じがします! 力関係!今更ながら重要なのがグッサリ刺さりました。
    ありがとうございます。

    本日はどーしてもマックのイモが食べたくなり、喰らいましたら、大中りしました…教えには逆らわない、開道には意見しないのが一番と、ひしひしと感じた日でした。

      ●十傳より→恋愛と仕事運などはまた別の判断をいたしますです。

  3. まるで要塞みたいな建物ですね。自民党政権軍や南朝鮮との戦法をそこで練るのもいいかと。ご武運をお祈りします!!

    ●十傳より→要塞…妹にも言われましたです。

  4. 断易も解釈が難しいですね。
    私はとりあえずワイドで馬券買って、投資信託をチャレンジします!

      ●十傳より→その域に達してくださいまし。