09.08
シャッター音を聞いた隣のお女性が座席を立ち去りましたです。
しかし、撮らずにはおられませんでした。
赤い造花。
赤い造花を踏みつける靴。
赤い造花を踏みつける靴をはいた男。
赤い造花を踏みつける靴をはいた男を撮る私メ。
私メも、知らずに、このよーにして何かを踏みつけ、傷つけているのではないか。
毎日、毎日、誰かを傷つけているのではないか。
傷つけよーとして傷つけているのではなく、傷つけているとは知らずに誰かを傷つけていることは、おそらく間違いない。
誰かではない。
優しい言葉を重ねながら、信じてくれている人を傷つけている。
五分間は、その言葉で癒されているだろう。1時間は、その言葉の暖かさに浸っていられるだろう。1日間は、その言葉を信じてくれるだろう。
が、1年後には、その言葉は、信じてくれる人を傷つけていることになっているに間違いはございません。
人は傷つけ、傷つきながら生きていくしかないのだと、自分に言い放つのでありますが、
「造花だから踏みつけにしてもいいのか」
さっきまで誰かを飾っていた造花の花であります。
「おい、踏むな!」
男に食ってかかっても良いものでありましょーか。
家族であれば、後ろから押し倒して、造花を拾い上げるかもしれませんですが、
「踏むな!」
と、抗議すれば、きっと、
「おかしいのではないか」
公安に突き出されるのは私メでありましょー。
男の靴の底から、造花を拾い上げ、
「この造花はどなたのですかぁ!」
声をあげれば、乗客たちは驚いて、別の車両へと逃げ出すに決まっておりますです。
「ごめんなさい、ごめんなさい。造花を踏みつけにしたのは私メではないのですが、でも、でも、私メなんです」
と造花を胸に抱いたまま、公安たちの拳銃で撃たれ、窓ガラスを真っ赤に染めて、ハチの巣にされることは目に見えておるのであります。
しかし、造花を無神経に、いや無意識に踏みつけた男に怒りを覚える、その私メの心の底には、大事な人を知らずに傷つけている同罪の贖罪があるのかもしれませんです。
同じことを見つけたら、そうやって見ようかと思いました。多分蜂の巣にはならないと思うし、でも相当みんなドン引きすると思うけれどニューセンセーションでスッキリするかも。
●十傳より→民を巻き込んでの自爆は痛快でありましょう。
私、優先席で電話している人や、マナーの悪い人をよく撮影してますよ。
感覚としては、日本人よりは東南アジアの人に多い感じです。日本人もいますが。
フェイスブック友達限定記事に顔をモザイクにして「こんな基地外がいる」とよく載せてます。。
●十傳より→ですか。
土曜の昼間、故郷のお墓掃除にいってきました
お花を新しく換え、草取りや掃き掃除を終えお線香に火を点け
そろそろ帰ろうとした時、なにやら生き物がお墓の中に入ってきました
毛色は 小アリクイのように見え、大きさは成猫ぐらい
モコチャカとレッサ-パンダのような歩き方
お墓に誰もいないと思っていたのでしょう
私の姿に気が付くと ハッと 一瞬固まり、そして墓石の影に隠れてしまいました
私は「 ごめんね驚かして、大丈夫だよ、何もしないよ 」と声をかけ
すると その生き物は墓石の影から おずおずと顔を出してきたのです
ハクビシンでした
今年生まれたのでしょう、まだ若く幼さが残る可愛い顔をしています
多くのハクビシンが害獣として駆除されています
農作物を作っている人にはそれが必要なのでしょう
「 もう人前に現れてはいけないよ、生をまっとうしてね 」
そう声を掛け去って行く私を
墓石の影から身を乗り出すようにして見送ってくれたのです
なんとも遣る瀬無い気持ち
罪はどこにあるのか 誰にあるのかと
●十傳より→どこでしょーね。
知らずに誰かを傷つけ日々生きている、そう自覚せずに
逆に周りから傷つけられている可哀想な自分。
そう思い込で…。
世の中、そうそう可哀想な人はいません。
みんな同罪では?
同じ造花を胸の奥に仕舞って生きているのでは?
●十傳より→傷つけられているかもしれないことを忘れておりましたです。
傷つけられて傷つけて…
散々です。
●十傳より→みんな人生という夢の中の出来事と思うしかありませんですね。
造花はどこから落ちたのでしょうか。赤いのに気がつかないなんて。
●十傳より→気付かない人は気づかないのです。
先生、まさに諸法無我であり、諸行無常だと感じます。
●十傳より→秘所無毛でもよかです。
氣、いただきました。ってコメいっぱい届くんでしょうね。
例に漏れず、私もその一人です。なんか声のような、祝詞のような、ウォンウォン〜って。妄想でしょうか。とは思いたくもなく。
雷鳴雷雨の中、外に。嵐は受気の時だけピタっと止んでました。帰りはまた降ってきたのでびしょ濡れです。
部屋帰ったら急に体が軽くなり、刹那、健康的な便意が。。。冬でないから冷えたのではないとすると…強すぎたのかな。汚くてごめんなさい。
●十傳より→ブビッピピピピッとおやりになってくださいまし。