2019
10.14

前回の、断易宿題の2の考察をいたします。

まず、もしも、4爻の応爻が動いたとすると、卦は、雷地予の六合卦が、地雷復の六合卦に変わりますです。

応爻を試験を受ける彼女。
世爻が学校であります。

この卦の場合、試験の用神である父母が伏しております。
用神を取る順番は、
卦の爻にあれば、その爻。
卦に現れていなければ、化出爻。
化出にも出ていなければ、伏神。
これがセオリーであります。

初爻が動いて子の父母を化出しているので、その化出を用神とし、その子父母が、応爻の丑と合します。
合から合に変わったこともあり、これならば文句なしに合格であります。

ところが、実際は、4爻の応爻は動いておりませぬ。

卦も雷地予の六合卦から、震為雷の六冲卦。

さらに、世爻は父母を化出したものの、応爻の午と剋冲であります。

典型的な冲中合であります。

これだけ見ても、試験には受かりませんです。

たとえ日晨の丑が化出の子と合していても、子は旺相しておりまして、応爻を冲するパワーを持っておりますです。
化出爻は、他爻に影響を及ぼさないのが、断易の基本でありますか、しかし、この子は、単なる化出爻ではないので、他爻に影響を及ぼせるのであります。

結果として、やはり、彼女は試験に不合格。
焦ってしまったということです。白虎がこれを告げていたのかもです。

  1. 十傳先生

    回答をありがとうございます!

    このような具体的な例題と解説は
    とーっても勉強になります。

    まだまだ迷いの森で彷徨うことが多いと思いますが
    先生のご指導のもと
    迷いの森の出口を探すのを目標に頑張ります(*^o^*)

    ●十傳より→だいたい断易初等科Cのレベルで理解できる設問をお出ししておりますです。

  2. 十傳先生

    奇門遁甲の質問なんですが…

    時間盤での吉方位をこまめに実行していくと
    運自体も底上げしていけるものなんでしょうか?

    それとも時間盤は時間盤の応期のときだけの効果で
    やはり一時的なものなんでしょうか?

    ●十傳より→以前、美人でド貧乏なアシスタントがおりました。彼女は徹底して時間盤の吉方位だけを使っておりました。結果、現在は大金持ちであります。しかしながら、奇門遁甲の方位は、目的に合わせて使うのが基本であります。運を底上げというより、目的を達成していくことで運を上げるとご理解いただいた方が正解であります。

    • あ〜(^o^)

      ときどき先生の講義の合間のエピソードに登場する
      凶方位へのお使いは先生の頼みでも拒否するといいアシスタントさんですね。

      そこまで徹底すれば
      遁甲の神さまも熱意にまけて
      特別な作用を与えてくださったのかもしれませんね(≧∇≦)

      目的に合わせて使う遁甲の基本を踏まえて
      時間盤、日盤、パワボなど
      組み合わせて頑張ってみます(*⁰▿⁰*)

      ありがとうございます!

        ●十傳より→エピソード、覚えていましたか…。

  3. お女性さん頑張って
    次こそ合格!

    ●十傳より→どーでしょーか…。

  4. 「先生の頼みでも…」
    そんな人がいたんですか
    いたとすれば、よほどの素人か小野先生の話を理解してない人だと思いますね
    作用と応期を全く理解してない、という点で

    ●十傳より→いろいろでありますね。