03.30
早朝の薄暗い時間に寝床から這い上がり、裏の庭に出たのであります。
バッケを採るためです。
都会での通称は「フキノトウ」
10分ほどでビニール袋に一袋、採れました。
事務所で開きましたら、濃厚な野生のバッケの独特の匂い。
軽く湯がいてみじん切りに。
生醤油をぶっかけ、冷蔵庫から黒ビールをだして、しみじみと味わうのでありました。
ブラックコーヒーよりも、タバコよりもほろ苦いお味が口内に広がりましたです。
東京の気温は24度ほど。
3月なのに東南アジア並みの夏なのでございます。
パヤバヤと酔いながらも、仕事をいたしました。
新設の「新版奇門遁甲初等科」が4月3日からスタートするので、その準備もございます。
方位盤の記入用紙を作成し、ホワイトボードと併用することにしたのであります。
「何から語り始めよーか」
進行予定などをメモしたりするのでございました。
すでに昨日までのモリオカ暮らしとは、思考経路が違いますです。
そうそう、受講のお方は、拙著『奇門遁甲術入門』を手元にご用意してくださいまし。
『断易初等科』の受講のお方も同様であります。
断易は、その本の巻末にある『暦』を使うからであります。
バッケは、そのままでは保存できませんから、バッケ味噌を作ることにいたしました。
軽く炒め、味噌と砂糖を加えるのですが、意外に難しいのであります。
バッケの風味を消さないようにしなければならないからであります。
しかし、元気なのは、そこまで。
茅ヶ崎の自宅へ向かう東海道線に乗り込みましたら、とたんに睡魔が。
目を開いているのもつらいくらいの疲労感が重くのしかかってきたのであります。
スマホの目覚まし時計機能をセットしました。
茅ヶ崎に着いた頃には、マスクを半開きにしたヨダレをたらした老いぼれと化していたのでございます。
バッケの天ぷらが、山形で食べた天そばについていました。
私の世代には懐かしくてたまらない方もおられるのでは。
おままごとの味噌汁の具やご飯に化けました。
先生のよーにワイルドには食べれませんが、
玉ねぎや人参と、かき揚げにして、
うどんやお蕎麦に入れると、格別です。
●十傳より→天婦羅もありましたね。東京で食ったら一個、450円でした。美味しかったから良かったのでしたが。
テキストの「海底眼」とはどのような意味があるのでしょうか?
海の底のように奥深き物を見つめる、といった意味なのかなと思ったのですが。
●十傳より→てな感じであります。
「ふきのとう」の天ぷら1個で450円
さすが東京、2個頼んだら千円近くになりますね
地元の食堂で、エビが2本も加わった天ぷら定食が食べられます
こちらは、寝顔をハクビシンに覗かれるほどの田舎ですから山菜は沢山あり
山菜の王様「たらの芽」は会社の敷地にワンサカと生えています
数日前 その たらの芽を持ち帰り天婦羅にして頂きました
うまかったザマス_______。
●十傳より→野生のタラボ(たらの芽)はたまりませんですよね。