08.03
シジホスの神話だ、などと哲学的なことでゴマ化すことは出来ません。
頑張っても、頑張っても、その頑張りをバカにするよーに、次から次へと問題が現れるのであります。
草のことであります、雑草。
極端なことをいえば、草取りをして、振り返ると後ろから音を立てるよーに新しい雑草が伸びているのであります。
毎日、炎天下の中、発狂するほどの大汗をかきながらの作業が、すべて無駄。
このままでは一週間の苦労は、すべてヨシヒデ内閣と同じである。
そこでホームセンターに車を飛ばしたのであります。
見つけたのが、コレ。
草焼きバーナー。
さいわい店には妹の亭主の千葉さんはおりませんでした。
居ても別に悪くはないのですが、
「お義兄さん、いつ戻られましたか?」
「一週間前だったかな、千葉さんも元気そーで」
みたいな社交辞令は御免こうむりたいところ。
また、
「ボンベを一個、おまけにつけました」
と言われるのも嫌だし、オマケをされないのもイヤであります。
とにかく34℃の猛暑の中、さっそくセットしたのでありました。
点火すると、風のよーな音で炎が吹き出ました。
「死ねぇ~~!」
草取りをしたところを、仕上げするよーに、炎で滑らせたのであります。
チリチリと取り残りの草が死んで行くのであります。
草から落ちた「種」が問題なのだと思っていましたから、これで根蓋をすることができそうであります。
当分の間は、不届きな雑草はおとなしくしていることでありましょー。
蟻さんこそ迷惑だったかも。
しかし、逃げ惑う蟻を炎で追っていくのも、沖縄の人々を火炎放射器で殺していった米兵に共通する残忍な悦びでございます。
油断をして草むらで昼寝をしていた夜の蝶までもが目を覚まして出てきたばっかりに焼却されていくのでございます。
「すべて殺処分だ!」
伸びだした新芽たちも「うぎぁ!」とばかりに炎に燃えていくのでございました。
「ボクは大丈夫ですよね、水仙の球根ですから」
「あたしとの仲じゃないの、キレイな花を咲かせたじゃないかって言ってたよね、ドクダミだけど」
だめだぁ~~!
「なにもかもすべて死んでもらうぞ~!!」
妄想の果てに作業は終わり、全身は汗まみれ。
「待っておれ、明日も可愛がってやるからな」
運命の勝利者のごとく、唇に笑みを浮かべ、バーナーの聖火を消したのであります。
焼畑農法っすね。
さらに、耕運機ございましたら、粒状性除草剤撒き散らして耕して地固めすれば、二年は生えてきません。もしくは除草剤混ぜた土を被せるとか。
あっ、ダメですね。耕すのと盛るのは。
除草剤使うのが可能で、使うならば、液体は効果薄いです。◯B101使って騙されてる農家がいい例です。
と、考えると、除草剤や殺草剤は金行なのかと勘違いしてます。
●十傳より→耕運機はございますが、庭園の雑草なので、耕運機は入らないのでございますですよ。岩とかあって。
先生、気合入りすぎですよ(笑)
●十傳より→それだけで汗でございます。
火事にならないようにお気をつけくださいませ。
●十傳より→小便をしながら致しますです。
読んでいるだけで汗が吹き出てきます。
熱中症にご注意下さいませ。
●十傳より→終えても2時間は汗が止まらなくなるのであります。
先生、何故草が邪魔なのですか?
何か計画がおありですか?
●十傳より→断りもなく生えるものは殺さなければならないのであります。
熱湯をかけるのもいいらしいです。モ○サントの除草剤は発癌裁判があったやつなのでやめといたほうがいいです。
●十傳より→楠正成戦法ですね。あれは煮たウンコをぶっかけたんでしたっけ。
小野十傳先生・火攻めといえば、火焼赤壁・の如くですね!。 流石、十傳先生・吉兆であったのですね。
これで、あさこう・しなこうも唖然、愕然、呆然、ですよね。
●十傳より→さっそく効果が見られましたです。
花や葉にかけなければ、根に影響しない除草剤があるみたいです。
千葉さんに聞いてみてはと、、
●十傳より→千葉さんは難聴なんですよ。トンチンカンな返事が返って来そーでございます。
ラウンド〇ップ、とかの名前らしいです。
●十傳より→あ、それなら納屋にございます。
天丼が無かったので、鶏天むすとエビ天むすで対応。
一応セーフかな。
●十傳より→セーフ、セーフ!
ありがとうございます。
よかったです。
●十傳より→イガッた、イガッた、
乙の草に燃え盛る夏も去り、涼しき高気圧
秋風の、立秋も待たれるのでございました。
夏の水に、金魚(金行)〜!
●十傳より→その前に残暑の季節でありますね。
金魚の水槽の水温が…?
しまったぁ…熱帯魚になってるとは。
水温の家相に、気配りが足らず。
新しい水、新たな運を注ぐのでした。
残暑に、天から、涼風が注がれますように。
●十傳より→寒風がイイです。