09.15
多くの相談者が、誰にも見せたくない不要な悩みなどを捨てにいらっしゃいます。
ときには悩みで満杯になり腐臭がただようことも。
捨てた中には、別の相談者にとっては薬として使用することも出来るのでございます。
拙著「奇門遁甲術入門」の冒頭に記してある、ヤンキーだった男が外科医に変身した例も、やはり、どなたかが捨てたゴミ箱から拾ったゴミの再利用でした。
それで、教育者に誤解されることもしばしば。
十傳スクール内で受講生同士のトラブルがあり、双方からの意見を聞かされたこともありましたし、また、ずっと前のことですが、呪いプレイをしていたら頭がおかしくなったという方から電話を受けたこともございました。ヤンキー娘を更生させてほしいという依頼もあれば、さまざまであります。
それが占いの範疇を超えてしまって、
「私は、あなたの生徒指導でもないし担任でもないのですよ」
とケツをまくりたくなることもしばしばでございます。
私メは、ゴミ箱であって、道徳的な人間ではございません。
占いが出来るだけの、むしろ最低な男であります。
下手をすれば、少年院の先輩が、
「これからはよう、もっと上手く生きることだ、たとえばよう」
新入りに、賢いユスリの方法とかを耳打ちするにも似た、不道徳を教えることになる危険がございます。
少年院に入ったことはございませんが、なにしろゴミ箱ですから、そこからの知識しかないのであります。
お女性に、男をたらし込みお金を巻き上げるテクニックを教え、男には、お女性を一瞬のうちに陥落させる秘訣の数々を披露し、この世の裏側からみた経済の正体を晒してお金儲けの成功者の方法を紹介し…つまり正攻法ではないのであります。
毎日、朝の5時から9時ころまで、私メはたまりにたまったゴミ箱を消化するのに七転八倒しております。
「ちくしょう、死ね、戦争だ、日本人め~、水爆を落とせ!」
ほとんど病気なのでございます。
誰にも見せられぬゴミ処理中の、私メの顔。
十傳会員の朝刊メールに、その苦しみが残滓されていることがございますでしょう。
それでも私メはゴミ箱で満足でございます。
小野十傳先生・ある今時アーティストの曲から拝借すると、消えない消えない味が染み付いてる・裏側の世界!ですね。
物事、表と裏があり、まるで陰陽五行の世界のようですが、
裏側から物事を見れると云うことは、ある意味ホントに本音をいえているので、それこそが真実だと見えます。
邪道でわなく、真道ですかね。
十傳先生は、ごみ箱ではナク、暗がりから白日の下に相談者をさらしてくれる方ですが、この世は穢土の世なので、そう感じるだけです。・・・多分!なぜならば、最後は相談者さんが笑顔を取り戻した的なオチがこのウェブログには多いからです。
●十傳より→ある意味、サービス業でもありますから。
す、す、すいません。
昨日ゴミを持ち込んだ者です。
お電話での先生のスマートでノーブルな美声に七転八倒の苦しみは微塵も感じられず、マシンガンのようにゴミを入れ続けてしまいましたあ!
3回に1回位は打ち返して下さっても良かったのに…。
「お前のようなクズが大それたことを望みおって!このスベタがあ!」とか。
でもお手柔らかに…。だって涙が出ちゃう、女の子だもん。
いつもありがとうございます。
●十傳より→そんな乱暴な言葉は発したことはありませんぜ、生まれてから今まで。
先生、大変申し訳ございません。
●十傳より→いえいえ、タイヘンでありましたね。
もしかして異性の魅力を感じるところも「こんなに栄養がある部分を捨てているなんて!」
と気付いてあげることから始まるのかもしれませんね。
●十傳より→恋はそこからでございましょー。
どんな人でも心に大なり小なりの闇を抱えているもの。
こんなご時世で闇は広がり暗さを増している昨今。
人の心のゴミを洗い流し、残すもの捨てるべきものを
取捨選択してくださる小野先生。
自分自身では何をどうすべきか右往左往してしまいます。
いつもありがとうございます。
●十傳より→余計なモノをゴミ箱に捨て、洗い清めれば、ダイヤだったりして。
マルティン ルターが
酒と女と歌を愛さぬものは、生涯愚者であると
申しております。
先生はゴミ箱ではなく、賢者であります。
●十傳より→賢者も老いてそーろー。
ダイヤはゴミ箱に捨てないでザルに捨ててくださーい。
回収に参りまする!^ ^
●十傳より→回収代は高値かもでありますが。
今度鑑定に伺うときは、先生に良いご報告ができるようになりたいです。
●十傳より→楽しみであります。
老いも渋みがあって良いですよ。
●十傳より→渋いだけであります。