2022
01.07

人日の節句の本日、七草粥をすするのであります。
摘んだ若菜でお粥を炊くというのも、
「もう、春か」
そーいえば、わずかに日が伸びたよーで恐怖を感じる今日この頃でございます。

七草は無病息災を祈る風習であるのですから、まさに今の世にピタッと合っておりますです。効果を期待して食しますと味気ないのですが、真っ白なお粥から若菜が顔を出すさまは、まさに雪面から目を出した植物みたいで、いっしゅん優し気な気持ちにさせてくれるのでありました。

残念なのは、七草粥は、日本独自ではなく中国の風習からパクったものというところでございますです。
日本独自の文化ってのはあるのでありましょーか。

いや、歌舞伎だとか浮世絵だとか、そーいうものが日本が誇る文化だと教え込まれておりましたが、よく考えれば、世界のどこかの国で、歌舞伎や浮世絵をパクッてくれているところがありましょーか。
外国の絵かきが北斎だかの絵を参考にしているとか細部の発見を、日本人は大喜びしていますけれど、世界のミュージシャンが、「演歌に影響を受けました」などは聞いたことがございませんです。

数年前、スペインに旅行した時のこと、フラメンコを聞きにあるホールに参りました。
数人の団体の日本人がいて、手拍子をしようといたしました。
そしたら老踊り子が、
「日本人は黙って聞いてください」
という意味のことをいい、手拍子を制しました。
「あなたたちはフラメンコのことを何も知らないのだから」

その言葉にいたく感動し、踊っている間だけ、老踊り子に恋をしたりしましたです。

音楽だけでなく、
「世界に国境はない」
などとパクるのを正当化するのは、
「オショシイ」
気もするのでありました。

断易も四柱推命も奇門遁甲も、中国からのヤツなのであり、これ以上、ケチをつけると、自分の手で自分の首を絞める結末になりますのでお話はここらへんまでが良さそーでありますね。

16 comments

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  1. 小野十傳先生・中国には、日本のルーツという側面もあるのですね!

    ●十傳より→大昔からですね。

  2. しかし、現代においては中国の方が日本をパクってますよね
    現在使用されている中国の漢字なんかは殆ど(80%以上?)が和製漢字だと聞きます

      ●十傳より→そー言われればそーですね。

  3. 断易や四柱推命に秘伝と言うものはあるのでしょうか。
    奇門遁甲は基は兵法なので秘伝口伝の類いが多そうです。
    断易や四柱推命は解釈が主となるので、初等科の知識内容で、後は経験と実践あるのみなのかと考えています。
    そう考えると、奇門遁甲は初等科以降も私には必要ですね。

      ●十傳より→奇門遁甲は数ある占いの中で、稀有の開運術でありますから。

  4. 七草粥は旧暦1月7日にもう一度、食べる必要が有りますね。

      ●十傳より→どーぞです。

  5. 世界の国は自国第一主義、日本は他国第一主義ですから、永遠に平行線ですね。
    たまに外国からほめられるだけで良しとするしかないですね。
    なので、馬鹿を見て、馬鹿にされるのかと。
    なので、低迷して凋落しているのかと。

      ●十傳より→プライドというものがないでありますね、日本は。

    • 多くの人にプライドが無いと言ったならば、ほとんどの人はプライドは有る、と言うだろう。
      はたしてそうだろうか。
      プライドを矜持、誇り、自分自身と向き合うことのできることとするならば、多くの人は間違っている。
      多くの人が感じているプライドは虚栄心である。
      まあ、結論としてはプライドは忘れ去られ、肥大化した虚栄心ほど厄介なものは無いですね。

        ●十傳より→被害者の身内というお金をどのよーに毟ろうかと考える欲深い奴らばかりであります。

  6. 時代が変わりましたなーと思う出来事がありました。
    回らない寿司屋でカウンターに座り注文したら、サビ抜きですか?ツケますか?と…
    中華の疫病は、どーやら脳みそをも犯すようです。

      ●十傳より→以前は、エンガワを注文しても返事はございませんでしたが、いまはネタに揃っておりますです。

  7. 確か九星気学は日本の占いだったはずであります。

      ●十傳より→中国の子供向けのゲームとして九星術があり。園田氏が奇門遁甲からエッセンスを抜き出して気学を工夫したのであります。

  8. 伊万里とか柿衛門とかはパクられて高級食器になりました。300年ぐらいすごく以前ですが。それは景徳鎮のコピーだと言われれば詳しくは知りません。
    映画のとかも一時期よかったですが。最近はあまりありませんね。
    毛唐に潰された科学技術はありますよ。  

    ●十傳より→呆れるものの一つに、日本の世界遺産であります。チンケチンケ。平泉を焼きつぶそー。

  9. 世の中に たえてアレコレ なかりせば
     春の心は のどけからまし

    細木さんのギネスブック掲載をこえる?期待の星も、現代に登場。
    日本のお女性、コンマリさんが、神道的な?掃除お片付けの開運で海外で大人気。
    不思議の国、ジャポニズム。イチローから大谷さん人気へ。
    潮流は、まだまだこれから!

    先生のエロ百人一首もよろしくお願いします。

    君がため 春の野にいで 若菜つむ…。

      ●十傳より→そろそろ再開いたしましょーか。

  10. 先生の大好きな春画の四十八手はどうでしょうか? 日本オリジナル?

      ●十傳より→世界では無視されておりますですね。

  11. 七草粥を美味しくいただきました。
    これで健康運がアップしました。
    巷では新型コロナウイルスが再感染拡大していますね。
    ワクチン派はワクチンを打ってても感染しますが、重症化は防げているとか。
    ただ反ワクチン派も怪しいですけど。
    結局のところ、どうなんでしょうか。

      ●十傳より→ワクチンしているお方はかならず移ります。国が勧めることは、すべて例外なく、悪しき結果を生むと、歴史から学ぶべきであります。が、私メはバカ日本人には絶望しておりますけれど。

  12. 南米にも北チョーセンにも日本人の移民を奨めました。引き返せない苦労に。

      ●十傳より→戦いしかないのですよ。

  13. 日本は今も昔も変わらずものマネ猿ですね。
    独自の考えがも発展もなくパクったものを美しく仕上げるのに精をだす国
    よその国の発展や開発に目をくらまし真似して日本の方が上手く出来るんだと何年も精を出してるうちによその国は更なる進化をしてるのが大昔からの事実です
    醜くバカが多い日本人

    他国に利用されて滅びるだけですね

      ●十傳より→最低のお国なのであります。

    • 聞いた話によると、日本人は他国の人と比べて、人の足を引っ張る行為率が多いと言うか、高いそうです。
      そんなものなのですよ、日本人は。
      それでいてお人好し、自虐的、なので他国に良いようにされるのです。
      はたして、救いはあるのでしょうか。無いかもしれませんね。

        ●十傳より→オショシですね。

  14. 人間は以外と馬鹿で阿呆な間抜けなのですよ。
    さもなければ、世界はくだらないことにはなってないのですよ。
    まあ、そこが面白いところでもあるのですが。
    あと、超少数ですが、馬鹿で阿呆な間抜けなのを自認している人は強く余裕が有りますね。足掻いている人も一部居ますが。
    大多数の自認していない人は余裕が無く攻撃的ですね。
    ゆえに混沌とした世になってしまっている。

    ●十傳より→達観したポーズをしておりますですね。