2022
07.30
07.30
亡霊の棲家の如く、モリオカの実家は夏草に埋もれるよーでありまして、本日で、五日間も草刈り&草取りをしているのでございます。
進捗度と草むらを計算しますと、完全に草取りを完了するのに、14日間を要することが分かりました。15日目には、また最初のところに草が生えだしているはずですが。
とにかく草取りに執念を燃やしているのでございます。
西庭と内庭が完了しましたので、作業を東と南東の庭に移動しましたです。
頭の中は、雑草のみ。
いかにして目の前の草を上手に抜くことができるかだけであります。
お女性のことも、仕事のことも、死んだ中学の担任のことも考える暇がございません。
雑草は、放っておいても秋になれば枯れ、冬になれば、夏草で生い茂ったことすら忘れるほど、庭からは雑草が一掃されているはずであります。その秋冬を、四柱推命の喜神とすれば、草取りの作業は、奇門遁甲を用いて、季節を秋冬に早めることに似ておりますです。
左様、奇門遁甲は単なる方位術だけでなく、大運を操ることも可能な方術でございます。
が、やはり本当の秋冬ではございませんから、その目的というモノが必要であります。
庭先の草取りは、客人のため。
内庭の草取りは、仕事の手を休める時に眺める、いわば仕事の効率を高めるため。
しかも一度だけでなく数回使用することが必要となるのであります。
振り向いても誰もおりません。
前にも横にも、深々と雑草が臭いを放っているだけであります。
激しい孤独感に包まれるのであります。
目を閉じて、
「ここはビーチだ。湘南のビーチなのだ」
閉じた目を開けようとすると、汗がつたいおりてまいります。
本日は、洗濯を三回いたしましたです。
草が生い茂るほど広いお庭が羨ましいです。
●十傳より→維持管理が辛いであります。
放っておけばいつかは消え去る雑草も気に入らない奴らも、
どうにかしてやらなければ気が収まらないですね。
排除してもまた直ぐに蔓延る。どうしたものか。
●十傳より→こまめにヤルしかありませんですね。